タイ語の現地研修が、8月19日から9月7日までの20日にわたって実施されました。13名の学生が参加しました。シラパコーン大学における授業のようすや現地での活動について報告します。
授業のようす
タイ語の授業は午前中2時間、午後は日によってメニューが異なっていました。午前中の授業は、タイ語のスピーキングが中心でした。先生はとても優しく、理解しにくいところは、英語で教えていただきました。日を重ねていくうちに、タイ語が上達していきました。最後の授業でのスピーキングテストでは、全員が研修前よりも以前よりはるかに上手にタイ語を話せるようになっていました。
午後は、タイの文化や伝統、遊びや芸術を学びました。とても有意義で、楽しい時間を過ごしました。チューターさんたちと仲を深めるきっかけにもなりました。
チューター制度
タイの現地研修にはチューター制度があります。今年は、シラパコーン大学の7名の学生が協力してくれました。何もわからない私達に、丁寧に多くのことを教え、タイ語上達のための手助けもしてくれました。チューターの学生は、朝早くからホテルまで迎えに来てくれ、また食事やショッピングにも付き合ってくれたり、とても仲よくなりました。
現地での生活
ナコンパトムのホテルに約3週間滞在しました。ホテルから学校までは徒歩10分くらいで、周辺にはカフェやレストラン、コンビニもありました。朝食と昼食は大学の食堂でとりました。1食30バーツ(100円)ほどでとても安価でした。また、タイ料理は甘いものから辛いものまで、種類もさまざまでした。ホテル生活も快適で、とても充実した生活を送ることができました。
小旅行
最初の土曜日に、アユタヤに行きました。多くの仏像・仏塔があり、歴史を感じられました。仏像の多くは、首から上がなくなっていました。話によると、泥棒が切って持って行ってしまったそうです。神聖な場所で、このようなことが起こることが残念だと感じました。
日曜日は自由行動となっており、バンコクに行きました。ナコンパトムからバス、電車を乗り継いで、約1時間半ほどで到着します。市場とデパートに行き、人はとても多く、街はにぎわっていました。市場の物価は安く、みんなお土産などをたくさん買い込みました。デパートの物価は、日本とあまり変わらず、高いものばかりでした。
日本のお店なども多くありました。日本語が通じるお店もたくさんあったせいか、日本にいるかのような感覚になり、「バンコクを満喫した」というには、少し物足りない気もしました。