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国際関係学科国際文化学科

ギャレン・ムロイ先生の著書、Defenders of Japan: The Post-Imperial Armed Forces1946-2016, A Historyが刊行されました。

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 国際関係学部のギャレン・ムロイ先生の著書、Defenders of Japan: The Post-Imperial Armed Forces 1946-2016, A History(Hurst Publishers)が刊行されました。


 本書は、外国人にわかりにくい第二次大戦後の日本の国防について、詳細に解説するとともに、それにまつわる日本特有の政治社会状況や安全保障に関する分析をも含んでいる。過去への反省や憲法上の制約と、国防の必要性との間に生じるパラドックスのなかで成立し、今日まで存続してきた自衛隊の安全保障上の位置づけを試みた、斬新な日本研究となっている。自衛隊の軍事力に関する客観的な評価に加え、国外の脅威への対処と軍事を忌避する日本の市民社会とのはざまに存在する、自衛隊の特異な現実を指摘している。