8月31日から9月11日までの12日間、Zoom、Google Meetを使ったオンライン現地研修が行われた。新型コロナウイルスの影響で現地に行くことは叶わなかったが、語学の学習や物語を読んだり歌を歌ったりなど、とても充実した研修となった。
授業
大学の授業では、名詞形容詞などの文法の基本はもちろん、子供用の教材やおとぎ話を読んだり歌を歌ったりした。基本的に授業はヒンディー語で行ったが、簡単な言葉や習ったばかりの単語を織り交ぜたものが多かった。そのため理解でき、返答もきちんとすることができた。
学生交流
新型コロナウイルスの深刻な影響で実際にはインドに行けなかったものの、現地の学生がオンラインのシティツアーをしてくれた。デリーとヴァラナシの2か所を巡り、食べ物や街の様子を見るだけでなく、その地に根付いた文化や宗教の話も聞くことができ、まるで現地に一緒に行ったようだった。
最後に
オンラインでの開催という前例がないものだったため最初はとても心配であった。しかし、実際に授業を受けてみると学校、先生方の協力によってなんの不自由もなく勉学に励むことができた。閉会式では「新型コロナウイルスが落ち着いたら、是非インドに来て大学まで足を運んでください。必ずまたお会いしましょう。」と現地の先生からお言葉をいただいた。今回のオンライン授業をとおして現地について見聞きし学んだ知識を活かして、今度は実際にインドを訪ねてみたい。