8月9日から9月3日までの約1カ月間、大東文化大学からは5人の生徒が参加しました。例年、現地オーストラリアのグリフィス大学で学ぶ現地研修だったが、今年は新型コロナウイルスの影響で現地へ渡航することが出来なかった代わりに、オンライン研修という新たな体制での学習になった。オンライン研修という手探りの状態での研修となったが、その中でも私たちが体験したことを紹介したいと思います。
オンライン授業
研修が始まる1週間程前にクラスを分けるためのテストを行いました。約10段階のクラスに分かれることで、今の自分に合ったレベルの授業を受けることが出来ました。その際、クラスには日本だけでなく中国や韓国など他の国の学生も多数参加していました。授業は、オーストラリアのグリフィス大学で実際に講師として働いている先生によって進められました。
主な授業内容は、午前中はオンデマンドで配布されたテキストを使ってリーディングとライティングのスキルを強化し、午後はグループに分かれコミュニケーションを取りながらスピーキングとリスニング能力を高めました。
感じたこと
授業を受ける前には、英語力に不安を抱いていた生徒もいましたが、実際に授業に参加してみると、先生たちが生徒一人ひとりの英語力の向上のために親身になって教えてくれました。クラスメイトもフレンドリーな人が多く、気さくに話しかけてくれたため、より楽しく学ぶことができました。
例年とは全く異なった状況での現地研修になりましたが、その中でも生徒たちそれぞれが有意義な時間になるよう努力することで様々なことを得ることができました。この経験を将来へと繋げていきたいと思います。