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国際関係学科国際文化学科

2023年度 現地研修報告-タイ(シラパコーン大学)

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基本的な説明

 本年度のタイ現地研修は、8月13日から9月2日までの21日間にわたって実施されました。8名の学生が参加しました。研修先はバンコクに隣接するナコーンパトム県にあるシラパコーン大学です。
 ここでの授業の様子や現地での活動について報告します。

 

授業の様子

 授業は平日の午前2時間、午後2時間の計4時間でした。午前の2時間はスピーキングの授業で、先生方はとても優しく、分からなければ英語や時に日本語を交えて教えてくれました。明るい雰囲気の中で行うとても楽しい授業でした。
 午後の2時間はワークショップ形式で行われました。楽器演奏や絵画、花輪作り、伝統舞踊など、多種多様なワークショップを通してタイの文化を体験しました。

 

チューター制度

 タイの現地研修にはチューター(バディ)がついてくれます。今年はシラパコーン大学の5名の学生がチューターでした。毎日学校とホテルの間の送り迎えや、タイの文化や生活を丁寧に教えてくれたほか、私たちが大学で受けるタイ語の授業やタイ文化を学ぶワークショップに授業の合間を縫って参加し、私たちが楽しくタイについて学べるようにサポートしてくれました。他にも一緒に食事をとったり、ショッピングセンターや市場でタイ特有のお店や商品の紹介や、休日には一緒にアユタヤ遺跡や日本人村へ行き、タイの歴史やタイと日本の関係について詳しく説明してくれたりして、3週間とても充実した時間を過ごすことができました。

生活

 私たちはナコーンパトムのホテルに3週間滞在しました。ホテルから学校までは徒歩10分程度の距離で、ホテルや学校の近くにはコンビニやスーパー、カフェやレストランなどがありました。また、日本で言う100円ショップやコインランドリーもあり、特に不便なく生活することができました。主に朝食と昼食はチューターと一緒に大学の食堂で食べ、夕食は各自屋台やレストランで食べたり、引率してくださった先生やチューターと一緒に食べました。食堂では1食35バーツ(140円)でお腹いっぱい食べることができ、安くてとても美味しかったです。通学路にある、私たちが通っていたコインランドリーの店員さんは通る度に挨拶してくれたり、入ったレストランの店員さんが、私たちが日本人だと分かると分かりやすいタイ語や知っている日本語で話してくれたり、とても親切で温かい人ばかりでタイに来て良かったと思いました。

小旅行

・アユタヤ
 初週の土曜にアユタヤに行きました。町中に歴史を感じる多くの仏像、仏塔があり、とても荘厳な空間でした。特に仏塔は間近で見る事ができ、とても圧倒されました。また、日本人村ではこれまで日本とタイがどのような関係であったのかを知ることが出来ました。
・バンコク
 休日は引率の先生と一緒にバスと電車を乗り継いでバンコクへ行きました。バンコクはとても栄えていてビルや人が多く、東京とあまり大差ないように感じました。MBKセンターやアソーク駅周辺で買い物をしていて思ったことは、日本語や日本のお店がとても多く、まるで日本に帰ってきたようでした。ナコーンパトムと比べると物価が高いけれど、バンコクの都会を感じることができ、とても楽しかったです。