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国際関係学科国際文化学科

キャリア講演会が開催されました。

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 6月11日火曜日、11号館0201教室において2024年度キャリア講演会が開催されました。一年生向け科目であるチュートリアルの一環として開催されたこの講演会は、本学部の2023年度卒業生と在校生、(現3年生)一名ずつへのインタビュー形式で行われ、国際関係学部での学びを通じて、就職活動やその後の社会人としての人生を過ごすために今どのような行動や考えが必要なのかということを伝えるものとなりました。

 登壇いただいたお二人からは、1年生の時にどのような学生生活を送っていたかをお話しいただきました。学業については、お二人とも3,4年次に就活に充てる時間を減らさないためにも単位は低学年の内からしっかり取っておくといいことや、当たり前のことを当たり前にすることの重要性、さらには、将来の自分のために、今できることから始める、行動することの大切さをお話しいただきました。また、学業以外の部分では、アルバイトや地域研究学会などの学部内でのイベントへの参加といった、学生の間にしかできないことに積極的に参加し、その活動を通じて、他の人がやりたがらないようなことを進んでできるという行動特性を身に着け、その結果として、自分だけのアピールポイントを作るということを勧めました。

 先輩からの体験談は、インタビュアーの細田先生からの質問によってさらに詳しく掘り下げられ、これから大学生活を充実させたいと思っている1年生の今の段階で知っておくべきことが、参考事例としていくつも紹介されました。

 キャリア講演会に参加した1年生は、どの学生もメモを取りながら熱心に話を聞き、先輩方へは多くの質問をしました。就活や学校生活などこの先のことについて不安を抱いている1年生にとっては先輩との質疑応答を通して多くの疑問や不安を解消する機会となったようで、「就活には学歴や学生時代に取得した資格や検定が重要だと思っていたが、アルバイトなどの学業以外の部分でどんな経験や成長ができたかや、自分にしかできないことを見つけることが重要だと知ることができて良かった。」「1年生の内から就活について自分が何をしたいか、どんな職に就きたいかを考え行動に移す事、計画を立てる事が大切だと思った。」「今回のお話を聞いて就活のモチベーションが上がった。私はアルバイトを2つ掛け持ちしているので、どちらのバイトでも自分の長所と呼べるものを創意工夫によって生み出し、就活時のキラーポイントとなるものを作りたいと思う。」など、前向きな意見が寄せられました。

 このチュートリアルでのキャリア講演会の実施は、入学後の2ヶ月しか経っていない早い段階ではありましたが、1年生にとってはこの時期だからこその学びとなる先輩の体験を知ることで、今後の学生生活へのヒントを得る機会となり、理想の自分を実現するには今何を考え、何をすべきかということを考えるきっかけになったことと思います。