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国際関係学科国際文化学科

第18回「小学生のためのアジア理解講座」民族資料研究班@桜山小学校(10月29日)

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 2019年10月29日(火)、東松山市立桜山小学校において、民族資料研究班(民研)による今年度初の「小学生のためのアジア理解講座」が行われました。2016年以降毎年お世話になっている桜山小学校5年生を対象に、私たちの住むアジアとはどのような地域かを概観した後、日本と同じように中国の影響を受け、フランスにより植民地化された経験を持つベトナムについて学ぶことで、中国文化の東アジア・東南アジアへの伝播について考えるという内容でした。

 まず、中国と日本、中国とベトナムの関係を説明した後、中国とベトナムの国旗の類似性と政治体制についてや、漢字を使って日本とベトナムで作られた独自の文字、民族衣装や食文化、建築の類似性や世界遺産についても説明しました。小学生の皆さんの学びを深めるために、空欄を設けたレジュメを準備し、説明を聞きながら書き込む作業をしてもらいました。後半は、前半で学んだことをもとに、全20問の○×クイズをしました。

 今年の民研は2年生を中心としており、1年生にとっては初めての小学校訪問となりました。3限と4限の2回授業を行いましたが、発表の練習をしてきたかいがあり、クイズは大変盛り上がりました。一方で、もっとはっきり声を出すこと、小学生にもっと寄り添いコミュニケーションを取って緊張をほぐすなどの課題を見つけることもできました。

 最後に、毎年気持ちよく学生を受け入れてくださる山口校長先生と服部教頭先生、わざわざ正門前でお出迎えくださいました5年生担当の根岸先生、そして東松山教育委員会学校教育課の原田様に心よりお礼申し上げます。