2024年10月16日、東松山キャンパス60周年記念講堂で秋季定例会が開催されました。
秋季定例会は教育学会の行事で、運営委員会の学生がテーマを決めて、講師依頼や当日の運営などのすべてを教育学科の学生が担います。
今年の秋季定例会は、性の多様性について社会的な発言と活動を長く続けていらっしゃる杉山文野さん(ニューキャンバス代表)を講師にお招きして学びを深めました。テーマは「LGBTQ+ 〜広げよう虹色の輪を〜」。
杉山さんは公演の後にも学生からの率直な質問にていねいに答えてくださいました。そのおかげで、私たちが多様な他者とともに生きていることを改めて認識し、すべての人が自分らしく生きられる公正な社会を実現するために、自分には何ができるかと考える機会になりました。
秋季定例会 実行委員長 小川祐哉(教育学科3年)
今年度の秋季定例会は、杉山文野さんにお越しいただいて、実体験を織り交ぜた貴重なお話を聞かせていただきました。誠にありがとうございました。
私が一番印象に残ったのは、カミングアウトをウェルカムすること(ウェルカミングアウト)が大切だということです。学校やアルバイト先などでLGBTQについてポジティブに話してみたり、SNS等を使って発信したりすることで、性の悩みを抱える人が誰かに話せるようなきっかけになるということがわかり、とても勉強になりました。
実行委員長として秋季定例会に関わり、参加した学生から「勉強になった」「これから活かしていきたい」という言葉をもらい、開催してよかったなと思いました。開催にいたるまでご協力いただいた皆様に感謝いたします。
教育学会 運営委員会 委員長 杉澤主税(教育学科3年)
大東文化大学の教育学科には教育学会というものがあり、運営委員会や各種委員会が企画する、様々な学生主体の行事を実施しています。春季と秋季の定例会もその中の一つです。
春季定例会では運営委員会に所属する学生自らがテーマに沿った提案をしてみんなで学び合いますが、秋季定例会では講師の方をお招きして講演をしていただいています。
今年度も秋季定例会を無事に開催することができてよかったです。