2025年度、書道学科は68人の新入生を迎え、4月19日、新入生オリエンテーション合宿(日帰り)を東松山校舎にて開催しました。昨年まで長い間、武蔵嵐山にある国立女性教育会館(ヌエック)にて開催しておりましたが、施設閉鎖に伴い、今年度は東松山校舎にて日帰りでの実施となりました。
新入生オリエンテーション合宿は、2000年入学の1期生より続けてきた学科恒例の伝統行事です。書道学科の年間予定など、新入生に知ってほしいことを伝えるとともに、同級生ばかりでなく、2年生のオリター、3年生有志、4年生の総括・副総括、TA(教育補助員)、教員とも打ち解けてもらい、不安を解消して力強い一歩を踏み出してもらうために開催しています。また、昨年度より初年次教育に一層力をいれるため、内容の見直しも行い、「記者会見」などのグループディスカッションでより多くの人達とコミュニケーションが取れるよう、班分けも工夫しました。
綿引主任のご挨拶から始まり、教員の自己紹介、書道学会、書道研究所、刊行物、教職、留学、進路、大学院についての説明、集合写真撮影、2年生オリターによる学生生活紹介、新入生の自己紹介、3・4年生によるゼミ紹介(各ゼミ、ゼミ展、卒展)、記者会見・質問タイム(上級生に大学生活等の質問や相談)、学年委員(オリター)候補選出、席書会(寄せ書き)、を行いました。新入生の自己紹介では、クラス担任の進行のもと、趣味や特技、地元の良いところなどを紹介しました。照れながらも一生懸命な姿がとても初々しかったです。記者会見・質問タイムも昨年同様、大いに盛り上がりました。席書会では、西田先生・藤森先生の揮毫に対する新入生の眼差しが熱く、各々の氏名を書く姿も今の意気込みを強く感じるものでした。(※この寄せ書きは、4年次の学位記授与式の際に展示しています。)
昨年まで1泊2日で実施していた内容を、日帰り1日で出来るかどうか色々心配していましたが、「新入生に交流を深めてほしい!」という思いを一つに、教職員、TA、上級生共に準備を進めてきたので、無事に新入生オリエンテーション合宿を終了することができて本当に良かったです。
新入生の皆さん、新入生オリエンテーション合宿(日帰り)で出来た友人や仲間を大切に、充実した4年間を過ごしてください!