本学中国文学科卒業生の山中翠谷(本名・久男)さん(S48年卒)が第76回毎日書道展(会期終了)において文部科学大臣賞(役員と公募の全出品作から選ばれる最高賞)を受賞しました。
また、同じく中国文学科卒業生の飯島冰壷(本名・英雄)さん(S62年卒)が第41回読売書法展において読売準大賞(第一席の読売大賞に次ぐ賞)を受賞しました。
お二方とも漢字二文字の大字書で栄冠を手にしました。
山中さんの作品(金文で「益壽」)は、「太い筆線は深く、安定感があり、白と黒の絶妙なバランスが心地よい」(7月26日毎日新聞朝刊)と評されました。
飯島さんの作品(行書で「開豁」)は「とかく大字作品の場合、暴れた筆さばきで見せる作が多い中、余白を充分に生かし清澄感漲る快作である。」(8月13日読売新聞朝刊)と高い評価を得ました。
飯島さんの受賞作品は8月22日(金)~31日(日)まで国立新美術館にて展示されます。