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歴史文化学科

今年も大学説明会や公開授業に多くの参加者がありました

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 今年も春学期から夏休みにかけて、本学の説明会や公開授業に多くの方々に参加していただきました。春学期の説明会には高校3年生の参加が多く、入試に関してや大学での授業内容などの質問が多く寄せられ、具体的に本学や本学科を希望されている方々も多く参加されていました。夏休みに行われた説明会や公開授業には、高校2年生や1年生の参加者も多く、大学の授業や学生生活とはどのようなものかを感じるよい機会となったようです。

 

 8月15日に行われた公開授業では、東松山キャンパス周辺の新旧の地形図や航空写真を比較し、土地利用の変化について考えることを通して、人間が自然環境にどのように働きかけ、改変していったかという歴史地理学的なアプローチを体験していただきました。

 

 参加者は、保護者と一緒に参加した高校生がほとんどで、埼玉県や東京都、群馬県からの参加が多かったのですが、中には岡山県や島根県からの参加者もいらっしゃいました。参加者に参加した動機をうかがったところ、歴史系学科を第一希望と決めている方がほとんどで、歴史学について詳しく知りたいという方が多く参加され、すでに本学科の日本史コースや東西文化コースを第一希望と決めているという方も何名かいらっしゃいました。

 

 説明会では、各学部学科ごとに個別に話を聞くこともできるブースを設置しているのですが、本学科では、具体的にそれぞれのコースでどのようなことを学ぶのか、卒業後の進路はどのようになっているかなどの質問や、推薦入試など入試方法に関する質問も多数寄せられました。

 

 参加者の感想をいくつかご紹介いたします。

 

〇学問として、歴史を使って地理を読み解くというものがあるのだということが、とても良い収穫となりました。読み解いた結果こうなったということがとても楽しかったです。

〇地理を知ることは歴史を知ることだということがわかりました。地図を比較し読み取ることで、人間の活動や土地の歴史を知ることができるという、新たな学びを知ることができました。

〇実際に授業を受けて、大学の授業の雰囲気が感じられ、貴重な知識も学べたので、とても有意義な時間になりました。

〇今回初めて歴史地理学の授業を受け、歴史学と地理学を合わせて学ぶという学問も面白いと感じました。進路を考えるにあたりとても良い経験となりました。

〇地形図の読み取りが楽しかったです。地元の地形図も見てみたいと思いました。

 

 大学の説明会やオープンキャンパスは、個別に質問できる機会もあり、日頃疑問に思っていることも、気兼ねなく質問することもできます。また在学生によるキャンパスツアーや、在学生に直接質問できるコーナーもあります。とくに夏休み期間のオープンキャンパスなどは、高校1年生や2年生も参加しやすく、早くから進路を考えることが入試の成功やその後の大学生活を有意義に過ごすことにつながります。

 来年度以降の大学説明会やオープンキャンパスに積極的に参加していただき、本学や本学科の魅力に触れていただければと思います。