日本フットボール学会17th Congress が2019年12月21,22日の両日、大東文化大学東松山キャンパスで開催された。本学では2006年1月14,15日に行われた3rd Congress以来2回目の開催となった。実行委員会はスポーツ科学科所属の大橋二郎教授(会頭)、宮城 修教授(実行委員長)、川本竜史教授、高橋 将講師、スポーツ科学科の卒業生・現役生20名で構成され、企画・運営について行った。今回の17th Congressでは「フットボールの戦術と体力」をテーマとして、シンポジウム、特別講演、ランチョンセミナー、ポスター・口頭発表が行われた。
二日間にわたるCongressを通して、我国のフットボールが世界のトップに追いつこうと進化を目指す中で戦術面と体力面をさらに向上させるための応用可能性を探るために、研究者、指導者、クラブチームスタッフおよび病院関係者など、フットボールに関わる様々な分野の方々が一堂に会して活発な意見交換が行われた。
17th Congressの主な内容は下記の通りです。
2019年12月21日(土)[第1日目]
・シンポジウムⅠ:「隣のフットボールから戦術を学ぶ」
男子サッカー:影山雅永(日本サッカー協会,U-20/U-18 日本代表監督)
女子サッカー:池永 太(日本サッカー協会,U-19 日本女子代表監督)
ラグビー:遠藤 哲(日本ラグビーフットボール協会,リソースパフォーマンスコーチ)
アメリカンフットボール:桜井 征人(東京ガスクリエイターズ,ヘッドコーチ)
座長:川本竜史(大東文化大学)
・ランチョンセミナーⅠ:「ゲーム分析の温故知新」
演者:大橋二郎(大東文化大学)
協賛:アーカイブティップス株式会社
・特別講演:「日本ラグビーの未来-その社会的価値について-」
演者:谷口真由美(日本ラグビーフットボール協会理事)
司会:山本 巧(防衛大学校),下園博信(福岡大学)
・情報交換会・若手奨励賞表彰式
・一般研究発表(ポスター・口頭)
2019年12月22日(日)[第2日目]
・ランチョンセミナーⅡ:「陸上競技のスプリント&エンデュランストレーニングから学ぶ」
演者:只隈伸也(大東文化大学),佐藤真太郎(大東文化大学),吉田謙介(クレーマージャパン)
司会:高橋 将(大東文化大学)
協賛:株式会社クレーマージャパン
・シンポジウムⅡ:「世界で戦うためのフィジカルフィットネス」
男子サッカー:小粥智浩(日本サッカー協会,日本代表コンディショニングコーチ)
女子サッカー:広瀬統一(日本サッカー協会,女子日本代表フィジカルコーチ)
ラグビー:村上貴弘(日本ラグビーフットボール協会,元日本代表ストレングス&コンディショニングコーチ)
アメリカンフットボール:福田 崇(日本アメリカンフットボール,協会医科学部会)
座長:宮城 修(大東文化大学)