幕末の私塾を学ぶ
さまざまな私塾
講座内容
藩官僚養成の藩校に対し、私塾は主宰者の個性や学問観・世界観を反映させつつ、学問の修得と活用で人材育成に情熱を注いだ。その成果は時代を動かす原動力となった。国学や漢学、世界情勢への対応として蘭学の多くは私塾が担った。資本主義の波は東アジアに押し寄せ、対応を迫られたが多くの人材は私塾出身者であり、日本の近代化実現への貢献者を多く輩出した。様々な学問と私塾の在り方を学びます。
- 第1回 緒方洪庵と大槻玄沢(蘭学塾)
- 第2回 枝吉神陽と月性(尊王と攘夷)
- 第3回 吉田松陰と大塩平八郎(危機への対応塾)
- 第4回 本居宣長と酒井南嶺(国学と日本人)
- 第5回 広瀬淡窓とシーボルト(人材育成の私塾)
テキスト
レジュメを配付します。
- 講座番号(会場)
- 004(大東文化会館)
- 回数
- 全5回
- 曜日・時間
- 土曜日 13:00-14:30
- 期間
- 5月11日(土)~6月8日(土)
- 日程詳細
- 5/11・18・25
6/1・8 - 定員
- 30名
- 受講料
- 10,000円 (本学学生 8,000円)
講師紹介
- 長谷川 勤(はせがわ つとむ)
- 元松蔭大学客員教授
- 早稲田大学社会科学部卒業。専門は吉田松陰の研究。著書に『看護師のための松陰流人材育成術』他。