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『百人一首』をよむ

講座内容

『百人一首』は、歌仙和歌・歌仙絵とその書のコラボレーション、絵と書と文学の総合芸術です。

わずか三十一文字の和歌は高度な文学表現を達成しており、そこには日本古来の文化と歌人の人生が投影されています。肖像画である歌仙絵には、歌人のキャラクター・イメージが表現されています。ことばの歴史を繙きながら、和歌を一首ずつ、ていねいに読み解いていきましょう。和歌の解釈は、年齢を重ねるにつれ、より深まってゆくものです。今だからこそわかる、名歌のもつ深い意味をごいっしょに読み解いてまいりましょう。

テキスト

『なぞり書き百人一首』 藏中しのぶ監修・髙城弘一書 東京書店1,320 円(税込)
※テキストをお持ちでない方には講座初回に教室で販売いたします。

講座番号(会場)
006(大東文化会館)
回数
全3回
曜日・時間
金曜日 13:00-14:30
期間
6月21日(金)~7月19日(金)
日程詳細
6/21
7/5・19
定員
30名
受講料
6,000円 (本学学生 4,800円)
受講申込

講師紹介

藏中 しのぶ(くらなか しのぶ)
大東文化大学外国語学部教授
奈良女子大学大学院文学研究科国語国文学専攻修士課程修了、人間文化研究科比較文化学専攻博士後期課程修了 博士(文学)。専門は日本文学・日中比較文学。著書に『奈良朝漢詩文の比較文学的研究』編著に『茶譜注釈』巻一~十三、『古代の文化圏とネットワーク』、他。上代文学会賞・上野五月賞受賞。