日本語再発見
-はなしことばの世界-
講座内容
文字を持つ言語には、いわゆる「書き言葉」(文字発話)と「話し言葉」(音声発話)の両側面があります。一口に「話し言葉」と言っても、演説、講義、プレゼンテーションのように、話し手から聞き手に対して一方向で行われる場合と、討論、交渉、おしゃべりのように、話し手と聞き手が常時入れ替わる場合とがあります。特に、後者では、話し言葉特有の語や表現が多く用いられます。
(例)「ねえ、あれ、田中先生じゃない?」「いや、違うね、似てるけど。」
本講座では、普段あまり意識することのない話し言葉特有の現象を概観し、さらに、SNSなど、書き言葉との境目が曖昧なものも見ていきます。
テキスト
レジュメを配付します。
- 講座番号(会場)
- 012(大東文化会館)
- 回数
- 全3回
- 曜日・時間
- 木曜日 13:00-14:30
- 期間
- 6月20日(木)~7月4日(木)
- 日程詳細
- 6/20・27
7/4 - 定員
- 30名
- 受講料
- 6,000円 (本学学生 4,800円)
受付終了
講師紹介
- 有賀 千佳子(あるが ちかこ)
- 大東文化大学外国語学部非常勤講師
國學院大學文学部兼任講師 - 東京外国語大学研究科日本語学専攻修士課程修了 修士(文学)。専門は日本語の語彙、日本語教育。著書に『意味上の言語単位』他。