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中国文学科

カリキュラム・授業・ゼミ紹介

カリキュラム

カリキュラム
 

授業・ゼミ紹介

中国哲学講読1~3複数教員が担当

五経のひとつ『尚書』はとても不思議な本です。口伝で伝わり、孔子の家から古い写本が現れ、また偽物が奏上されるなどして現代に伝わっています。授業では、こうした『尚書』の歴史を紐解きながら、前漢の孔安国注、南宋の蔡沈注、清朝の段玉裁の注などを使い、丁寧に読んでいきます。

中国哲学特別演習1(3年次ゼミ)複数教員が担当

『論語』を英語と漢文で読んで訳しながら、漢字の持つニュアンスをいろいろな角度から考えます。また「孝とは何か」「仁とは何か」「生きるとはどういうことなのか」「儒教が日本の文化にどのような影響を与えたのか」などをディスカッションし、ディベートの練習を行います。

中国文学特別演習1(3年次ゼミ)複数教員が担当

伝統的な詩文や文言小説にとどまらず、白話小説や戯曲などの口語体の文学作品も多く作られている明清文学について学びます。前期は明代以前の主要な中国古典文学作品の特徴などについて把握。後期はそれを踏まえながら白話小説『三国志演義』を現代日本語に訳していきます。

中国哲学特別演習2(4年次ゼミ)複数教員が担当

中国で生まれた様々な思想は、日本の思想や文化にも影響を与え、古くから伝わる様々な知恵は、身近な問題を解決するヒントを与えます。本ゼミでは、中国の思想文献を訓読と現代語訳を通して丁寧に読み解き、その理解を自分の言葉に落とし込み、卒業論文として完成させることを目指します。

研究テーマ一覧

  • 中国語学
  • 漢から唐の文学(詩文やその文化的背景の研究)/文言小説(神話・説話・怪異譚・恋愛物語などの研究)
  • 中国中世史
  • 中国書道史・書論
  • 明清筆記小説(『板橋雑記』『剪灯新話』などの研究)
  • 中世の思想
  • 宗教学
  • 国語教育・文学研究
  • 書誌学(中国の書物の研究)