大東文化大学英米文学科 Department of English and American Literature

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An Interview With...
河野 芳英
 Yoshihide Kawano
河野先生と言えばビアトリクス・ポターの研究をなされていて、資料館でイベントを開催するなど精力的に活動なされています。今回はそんな河野先生に、ポター作品への思いや学生時代の思いなど、色々なことをお聞きしてきました!

インタビュアー  Manabu Ishikawa





『されど、挑戦の日々』

I:まず、大東文化大学に勤めるようになった経緯をお聞きしたいのですが。

K:大学院を出た後、すぐに大東文化大学に助手として勤め始め、そこから講師、助教授、教授となっていって今に至ります。

I:その時の大学の印象はどうでしたか?

K:今からは、想像がつかないかもしれませんが、パリッとしたスーツとキリッとしたネクタイで大学に出講してはいたのですが、若いということもあり、いつも、学生と間違われましたね。

I:では今の大東文化大学の良いところはどんなところだと思いますか?

K:自由なところですね。最近は、中学・高校にあるような生活指導まで行なう面倒見のよいところもあるみたいだけど、むしろ、こういう自由な校風から型破りで、クリエイティブな人が出てくるものだと思います。

I:では、悪いところはどこだと思いますか?

K:たまに自由といい加減であるということを混同している学生が見受けられるところですね。

I:教授になられてよかったと思うことはなんですか?

K:僕は教え子を自分の子供のように思っていますが、教え子たちが家庭を持ったりして幸せになっていくのを楽しめること。

I:では、もし大学教授になっていなかったら何をしていたと思いますか?

K:同じ教職になってしまうけど、日本語の教師になって海外に日本語を教えに行きたかったですね。

I:普段、研究室ではどのように過ごされていますか?

K:昔は週に一度は、ゼミナール学生たちとランチを取る日を決めていたのですが、最近はなかなか・・・。今は講義の準備やインターネットなどで、資料収集をしています。

 

I:今までで特に印象深い学生などいたらお話をお聞きしたいのですが。

K:自分は、テコンドー部の顧問をしているのですが、英米文学科の部員で 、日本代表になり、また自分で書いた漫画がちばてつや賞の新人賞をとった学生がいました。これもひとつの文武両道だと思って、卒業式での学科卒業生代表に推薦したのだけど単位が足りなくて留年しちゃった。(笑)

I:それはすごいですね。(笑)


I:さて、ここからはいくつか定番の質問させていただきます。まず、好きな色はなんですか?

K:ブラウン。

I:好きな言葉などありますか?単語でもことわざでも。

K:努力は報われず、正論は通らず。されど、挑戦の日々。

I:格好いい言葉ですね!胸に刻ませて頂きます。

では好きな音楽はなんでしょう?アーティストでも曲でも構いません。

K:リンゴ追分かな。

I:あ〜か〜い〜リン〜ゴ〜に、というやつですか?

K:いやいや、美空ひばりの曲だよ。(笑)

I:影響を受けた作品などありますか?

K:丸谷才一(小説家、日本におけるJames Joyce研究の第一人者)の作品ですね。

I:恥ずかしながら未読です・・・、今度読んでみます!

海外に行かれる機会も多いと思うのですが、特に好きな国などありますか?

K:それはもう英国ですね。湖水地方などはいいところです。

I:では海外で感じたカルチャーショックや珍しい体験などありますか?

K:トンガに行った時の話で、カヴァというものを飲みました。トンガの人は、ちょっと音楽があると、踊りだすぐらい陽気な人たちなのに、このカヴァは飲めば飲むほど沈静されるもので、いかに盛り下がって飲むかという宴会をしたとこがあるね。

I:僕たちの場合いかに盛り上がれるか、というのを考えてしまうところなのですが。(笑)次の質問です、無人島に一つだけ持っていくとしたら何を持っていきますか?

K:造船の本!これはもう答えが出てしまった問題だよ(笑)

I:Web site製作チームに伝えておきます(笑)


『ビアトリクス・ポター』

I:さて、ここからは先生のビアトリクス・ポター研究についてお話を聞かせていただこうと思います。まず、研究を始めるきっかけは何だったのでしょうか?

K:湖水地方に行った時に、たくさんの日本人観光客がピーターラビットの グッズ目当てで訪れているところを見ました。その時にグッズだけでなく、作品を読んでもらうきっかけを作りたいと思ったのが始まりです。

I:それがビアトリクス・ポター資料館の設立にもつながっていったのですね。

では、ポター作品の魅力とはどのような所なのでしょうか?

K:まず、ポター自身の生き方に魅力があります。女性の社会進出が難しかった中で作家として成功し、自然保護など社会的な活動もしていた。そういう、人生をまっとうしたところに人間的魅力を感じます。作品で言えば、ポターはシェイクスピア作品を暗唱できるほど読み込んだと言われていますが 、その影響を受けてかしっかりとした文体で、単語一つ一つにも気を使っています。

I:そんな作品から1つ、お勧めのものを紹介していただけますか?

K:グロースターの仕たて屋(The Tailor of Gloucester;1903)です。


『好きでない講義は出なかった!?』

I:ここからは先生の学生時代について質問させていただきます。
ずばり、一言で表すならどんな学生時代でしたか?

K:とにかくゆったりとした時代だったからね、本を読んだり好きなことをした学生時代だった。

I:学生時代にもっとこれをやっておけばよかった、ということはありますか?

K:旅行。国内外を問わず。

I:大学生時代は、どうでしたか?

K:好きでない講義には出なかった(笑)

I:えーと、これは掲載してもよいのでしょうか(笑)

では、今、先生が学生だとしたら何をしたいですか?

K:夢を持ちたいな。でも、車を買うとか、時計を買うとかというようなお金では買えない夢!

I:いつから英語に興味を持ちましたか?

K:中学校2年生のころかな?父親が英語を使う仕事をしていたことと関係しています。

I:では英語上達のコツなどあったら教えてください。

K:好きなものを英米文学・文化から見つけて、興味を持つこと。そうするとおのずから献身的になれると思います。

I:では最後に受験生、在学生を問わず学生たちに何かメッセージをお願いします!

K:今の高校生、大学生は他人にとても優しい。それはそれで良いことですし、すばらしいことです。しかし、自分にも優しいのです。大東はとても自由な大学です。そういう中で自分に厳しくできる学生に入ってきて欲しいですね。

I:ありがとうございました!





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