Class & Seminar report

日本語情報処理研究

上村圭介

日本語を「数」で見る

日本語の特徴を「数」という視点から理解するための基本的な考え方や手法を、コンピューター教室での実習を交えながら学ぶ科目です。例えば「違って」と言う代わりに「違くて」と言うことがあると思います。「違って」が正しく、「違くて」は誤りとして片付けることは簡単ですが、この科目では、コーパスと呼ばれる言語資料を検索して、場面や話者によって、このような表現が使われる頻度がどのように異なるかということに注目します。ほかにも、わたしたちの声を周波数解析という手法で分析したり、小説や新聞の文章を形態素解析によって単語や形態素に分け、文章やジャンルの特徴を分析するための方法を学びます。

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