Asia education

「大豆のアジア学」-山梨県身延町で「曙(アケボノ)」枝豆を収穫しました。

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 10月26日、山梨県身延町で曙大豆産地フェ ア・枝豆収穫体験!」に参加しました。さわやかな秋晴れの中、6月29日にアケボノの播種実習を行なった西嶋地区の畑で、たわわに実った枝豆を収穫しました。「大豆のアジア学」受講者6名のほか「食文化探求プロジェクト」からも3名の学生が参加しました。

  6月の播種実習後は、現地に赴くことはできませんでしたが、身延町の「アケボノ大豆生育日記 2014」のおかげで、莢が着実に大きく膨らんでいくようすをしっかりと観察することができ、収穫を心待ちにしていました。川口建設の望月社長によれば、今年は「例年にない豊作」だそうです。畑には、播種を担当した畝ごとに学生の名前入りの杭が立っており、学生たちは真剣な面持ちで自分の播いた大豆の成長を確認しながら(ときどき隣の畝と較べながら)アケボノの莢を一つ一つ丁寧に摘み取っていました。

  それにしても大きな莢です。
おそらく日本一大きな枝豆でしょう。
しかも、一つの莢に3粒も入った3連の莢が多く、4連の莢さえ珍しくありません。学生たちからも、播いた大豆の大きさにさらに輪をかけた枝豆の粒の大きさに驚きの声が聞かれました。

 体験の締め括りは「枝豆の計量」です。このフェアの参加者は「1.5キログラム±10グラム」を目標に曙を摘み取りとることになっています。
国際関係学部事務室の佐藤佳さんが見事「ピタリ賞」を獲得し、約1時間30分におよんだ楽しい収穫体験が終了しました。

  「大豆のアジア学」の今後の課題は、この日本一の枝豆でどんな加工製品をつくれるかということです。来年は身延の大豆フェアも10周年を迎えるそうです。実習に参加した学生たちの創意と試行錯誤に大いに期待したいと思います。

  川口建設の望月社長と奥様、そして身延町役場産業課の大村隆様と日吉真弥様には、播種実習に引き続きたいへんお世話になりました。記して感謝いたします。ありがとうございました。