Asia education

国際関係学部のカリキュラムが生まれ変わります

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もっとアジアへ、そして世界へ
―多様なアジアを多様な方法で学ぶ―

 20年の実績を誇る「アジア理解教育の総合的取組」が「特色GP」(文部科学省・特色ある大学教育支援プログラム)に採択されて以来、国際関係学部は「アジア理解教育の拠点校」を自負し、アジア言語教育や現地研修などを中心にさまざまな取組を行なってきました。
 学部創設30年目を迎える2015年4月、国際関係学部は、新カリキュラムに移行します。新カリキュラムの3つのポイントは、次のとおり。

「多様なアジアを多様な方法で学ぶ」

従来のアジア9言語に「英語」を加え、英語でもアジアを学ぶことができるようになります。現地研修(語学研修)も、アジア地域(中国、韓国、インドネシア、タイ、ベトナム、インド、パキスタン、イラン、エジプト)のほかに、英語圏でも実施します。
 また、選択した言語にとらわれず、アジア全域の地域研究を興味や関心に応じて学ぶことができるようになります。地域研究科目を充実させるため、アジア4地域の周辺・関連地域の科目(オセアニア社会論・トルコ社会論・アフリカ文化論、シルクロード文化論など)を加えます。

「主体的な学び(アクティブ・ラーニング)へ」

大教室で行う必修科目が大幅に減少します。必修の専門演習(ゼミ)の他に、複数の少人数制の演習型授業(テーマ研究)への参加が可能になります。大人気の科目「アジアの身体とパフォーマンス」は半期から通年開講に。企業や自治体との連携による課題解決型の授業(PBL・TBL)を導入し、問題解決力や「社会人基礎力」を鍛えます。また「学生による企画・参加・実行型の活動」を奨励するために、学部行事の運営や学内外の課外活動(ボランティアなど)をDACIX(Daito Asian Communication Index)制度により単位認定します。

「グローバル人材と社会人基礎力の育成をめざす4年間を通じた体系的なキャリア教育」

 「キャリア講座」を新設し、「ジェネリック・スキル」を育成するためのキャリア教育を充実させます。キャリアデザインのための「キャリア形成論Ⅰ・Ⅱ」、スキルの向上をめざす「TOEIC対策講座Ⅰ・Ⅱ」「情報Ⅰ・Ⅱ」「世界遺産講座」「問題解決学入門」、現場を知ることを目的とした「企業と雇用」「NGO活動論」「旅行産業論(PBL)」「地域文化の探求(PBL)」、アジアで修行する「インターンシップ・イン・アジアⅠ・Ⅱ」など、多彩な科目が開設されます。


 次の30年に向けて、国際関係学部は「もっとアジアへ、そして世界へ」大きく羽ばたきます。