Asia education

大豆のアジア学の取組が、埼玉県「ふるさと支援隊」事業に採択されました。

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 国際関係学部の研究班「大豆のアジア学」の「『鳩山大豆』の栽培・加工・広報による『元気創造』プロジェクト」が、2015年度中山間「ふるさと支援隊」(中山間ふるさと事業調査研究業務)に採択されました。
 この事業は、高齢化や過疎化の進行などにより、農林業や地域活動の維持が困難な状況となっている地域で、大学生の持つ行動力、専門技術、知識を結集した「ふるさと支援隊」を組織し、地域や集落を活性化するための取組です。

 「大豆のアジア学」は、2005年に、鳩山町「『環のまち』元気づくりプロジェクト」の中から生まれました。2006年2月に、鳩山町と大学の交流事業の一環として、高野倉の三畝(300㎡)ほどの畑をフィールドに、教員2名と学生4名による大豆栽培をはじめました。当時(10年前)の鳩山町は、1996年からの7年間で栽培面積を50倍にした県内有数の産地として教科書に紹介され、幾多の加工品(焼酎、羊かん、鳩豆うどんなど)の開発や「鳩バス・枝豆狩り」などの観光イヴェントもにぎやかでした。しかし、近年は、高野倉地区の農業者の高齢化も進み、作付面積も減少化の傾向にあるように見えます。
 そこで、10年目の節目の年を迎える「大豆のアジア学」を「ふるさと支援隊」として拡大再編し、原点(発祥の地)に戻って、鳩山大豆ブランドの復活に向けた取り組みを進めていきたいと思います。学生と地元の高齢者の方々が力を合わせることによって、地域と学生のそれぞれが「元気」を与え合うことを目指すと同時に、学生の「社会人基礎力」を鍛え、足腰の強い人材に成長させるための「農業インターンシップ」の機会としても活用したいと考えています。

プレゼン資料はPDFを添付します。