Asia education

授業「インターンシップ・イン・アジア」―卒業生による講義が行われました。 

  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア
  • Xでシェア

「インターンシップ・イン・アジア」5月29日の授業には、本学部の卒業生である中西泉さん(2004年度卒業)がわざわざ三重県から来て下さり、勤務先の公益社団法人「全国愛農会」が主催するインドのスタディツアーの説明をして下さいました。

講師の中西泉さん

愛農会は、インドの農村で有機野菜を栽培したり、女性を対象に織物や裁縫の職業訓練や母子保健の活動をしたり、学校が遠くて通えない生徒への寄宿舎提供などを行なっています。

カースト制度や宗教対立のある複雑な社会で、地域によっては女性が1人で外出できないなど、さまざまな活動上の困難があります。それでも、ヒンディー語で交流したら「英語だけでは見えない世界が見えた」こと、新しいものを導入する時にも相手の文化を尊重すべきことなど、貴重な教訓が語られました。

インドの農村の様子

対象地域の説明

授業を履修している学生だけでなく、ヒンディー語の履修者なども出席しました。特に、インドの特殊な社会状況の中で、支援活動をするにはどうすればよいのか、何に気をつけるべきか、といった点に質問が集中しました。