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国際関係学科国際文化学科

2010年度現地研修報告―インド・ヒンディー語研修班

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2010年8月28日~9月18日の22日間、インドで現地研修を実施しました。男子12名、女子18名(計30名)が参加しました。約2週間、ジャワハルラル・ネルー大学(JNU)でヒンディー語を学びました。また、ヨガの授業を受けたり、JNUの学生と買い物したり、インディラ先生宅訪問と、貴重な体験をしながら、充実した日々を送っていました。

インドで初めに踏み入れたのは首都デリーでした。デリーで最初に観光したのが、インド門やフマユーン廟などでした。初めて見る世界遺産の建物は迫力がすごく、魅了されました。駅からホテルまでのバザールは、多くの人で賑わっていました。デリーのホテルは、アグラやベナレスみたいに綺麗ではありませんでしたが、デリーのホテルに戻ってきた時は、長い日々を過ごしたせいか、自分の家みたいでホッとしました。

デリーからバスに乗りアグラへ行きました。アグラには、インドの観光地の中で最も有名な世界遺産タージマハルがあります。左右均整がとれていて、外見も内装もとても綺麗で美しかったです。この日は高級ホテルに泊まりました。中庭にはプールがあり、ご飯もバイキングでとても美味しかったです。1日だけと短い滞在でしたが満足でした。

ベナレスにはデリーから飛行機で約1時間ほどで着きました。ベナレスに行くまでは、電気・ガス・水道などはしっかり通っているのかと、不安に思っていました。実際のベナレスの町は汚くて、臭い場所もありましたが、ホテルはそこそこ綺麗でした。9月15日に、朝早く起きてガンジス川をボート下りしました。早朝にもかかわらず、多くの人がガンジス川に向かって歩いている姿がありました。ガンジス川に着くと、もう川に入っている人もいて、沐浴している彼らはだいたい腰まで水に浸かって、お祈りや洗濯をしていました。そんな姿を見たとき私は、ガンジス川は本当にヒンドゥー教徒にとってはまさに神聖な場所なんだと改めて思いました。

行くまでは不安もたくさんありましたが、あっという間の3週間でした。お腹を壊したり、体調も崩したりしましたが、みんなと旅をして、いろんなことを乗り越えていく中で友情も深まり、成長できたと思います。貴重な経験ができ、とても良かったです。

国際関係学科2年 永沼翔太、田中麻里奈、藤田めぐみ