10月26日、4回目の本学部の1年生全員が参加する合同チュートリアルが開催され、各チュートリアルの代表らによる発表が行われました。
本学部のチュートリアルは本来、20人以下を1クラスとし、大学生としての必要最低限度の知的技術を学ぶ1年生の必修科目です。合同チュートリアルでは、特にグループディスカッション能力の向上や協働意識を養うことを目的として開催されました。
昨今の状況を鑑みて、合同チュートリアルはオンラインで開催されました。1~2回目の合同チュートリアルは、Zoomのブレイクアウトルーム機能を利用し、ディスカッションの練習課題等をこなす内容でした。3回目から本格的に課題へと取り組んでいきました。課題は「EC モールへのショップ企画」。「ショップが扱うものは自由」 、「開業資金は1000万円」などの条件を踏まえつつ議論し、その内容をPowerPointにまとめました。
そして4回目の今日、各チュートリアルの代表らが議論した内容を発表しました。
今回の発表で提案された内容は以下の通り。
・ユーザー支援型の情報アプリ
・パソコン教室の開催
・書店ではもう手に入らない雑誌の“新品”を購入することができるECショップを開設
・OGC(Obi Garbage Company)~ゴミで世界を救おう〜
・大学生に向けた、課題お助けサービス
・海外限定の服やブランド品などを輸入して日本のECモールで販売する。
・アプリを使って海外の方たちと自国の食べ物を交換し合う。
・宗教や健康上の理由で食事を制限されている人々に向けた、
飲食店案内サイト且つ商品提供サイト
・VRショッピング
・就活生に向けての講座
・昨今のコロナウイルスにより外出を控えなければならない状況を「逆に」生かせる方法を用いた
デリバリーサービス 学食パスを用いて安価に食事を提供する
・代行サービス 売り手と買い手を同じにすることで、誰でも気軽に商品の取引ができる。
苦手なことをできる人にお手軽な価格で提供

最後には投票機能を使い、どのチームの提案がよかったのかを決定しました。
誰かと議論し、共同作業でひとつのものを形にする。そして形にしたものを他の人にも伝える。こうした経験は、今回参加した1年生のこれからの大学での学びを深めていくでしょう。