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国際関係学科国際文化学科

現地研修写真コンテストに向けて、A.R.ウルック准教授による写真の撮り方についての講義が行われました。

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2024年現地研修写真コンテストに向け、A.R.ウルック准教授による写真の撮り方についての講義が行われました。

6月18日、622教室において、現地研修写真コンテストに向けて、A.R.ウルック准教授による講義が行われました。

 

講義においてA.R.ウルック准教授は、

日本語のことわざである「百聞は一見に如かず。」

英語のことわざである「A picture is worth a thousand words.(1枚の絵、写真は1000の言葉に値する)」

この二つのことわざをベースに、

「視覚的情報は他の何よりも単純で理解しやすいものである。」

「写真を撮る際はまず、なぜその写真を撮りたいのか、何を伝えたいのかを明確にすべきである。」

写真というものは上記の二つのことわざにあるように、視た人に視覚的に強い印象を与え、そこに写っている情景を考えさせるために撮影するものであるため、自分が撮影した写真を見た人に対してどのような感情を引き起こしたいかを考え、一枚の写真でストーリー性を連想させることができるような瞬間を捉える必要があるという事と、写真を撮影する際、その瞬間に自分がいることをイメージし、それを写真に反映させることが重要であるという事を伝えました。

また、技術的な面では、

「撮影対象との距離やアングル、背景の選び方によって写真の印象は大きく異なるため、比率や対称非対称のルールを理解し、写真にバランスを与えることがポイントである。」

「光と影を使うことで写真に深みと表現力を与えることができ、自然光や街灯の光を活用すると、写真に独特の雰囲気を与えることもできる。また、シンプルな背景や構図でメインとなる対象物を際立たせることも重要である。」

と語り、一枚写真を撮るだけでもただ単に対象にカメラを向けてシャッターを切るという単純な動作だけでなく、状況によって撮影方法を工夫する必要があることを伝えました。

 

現地研修に参加する学生は今回の講義を活かし、コンテスト上位賞を獲得できるような素晴らしい写真を撮影して来て欲しいと思います。