本講義では、歴史的な展開を踏まえてジェンダーを考えます。近代社会が形作られるなかで、「男らしさ」「女らしさ」といった要素は、階級や人種といった他の要素とどう結びつき、人々の暮らしに影響を与えてきたでしょうか。現代に残る格差との関連を見つめつつ探ります。

この講義では、日本や海外の都市の歴史や計画手法を学び、地域の空間構成や制度的枠組み、デザイン手法の基礎など「まちづくりの基礎」を身につけます。また、住みやすく持続可能な地域をつくるためのアイデアや方法を、実際の事例を通じて探ります。

本講義ではジャーナリズムの基本的理論を過去の記者たちの作品を絡ませながら紹介し、ジャーナリズムの基本から実情まで幅広く学びます。課題では実際の取材によって『ノンフィクション作品』を執筆してもらい、現在活躍中のジャーナリストも講師に招く予定です。

アニメキャラクターたちは日本のテレビの中から世界中の街角に飛び出しています。この授業では、「メディア・ミックス」をキーワードにアニメの歴史を紹介しながら、キャラクターに囲まれたメディア環境について学びます。アニメ研究は、キャラクターたちとの日常について何を教えてくれるのでしょうか？

山形県鶴岡市での現地調査を通じて、 農村地域の現状と課題について学びます。地域社会に飛び出し、社会調査の実践力を修得するとともに、地元で活躍している様々な年齢の方にインタビューを試みます。語られるライフヒストリーの中には、人生・仕事・生活・地域の姿がぎっちり詰まっています。

少子高齢化、過疎化が進む地方自治体では、地域の特性に応じた新たな視点での取り組みが求められています。この研究室（テーマ：公共政策）では地域課題を正しく認識し、解決する手段を考えていきます。2024年度はこれまでの研究成果をゼミ生が青森市長に報告しました。