- 文化や慣習、ジェンダー、宗教などの社会規範
- 国籍や人種・民族、階層などの社会集団
- 障がい者や子ども、高齢者、貧困者などの社会的弱者
- 多様な外国語科目や海外諸国の社会事情
学科紹介/Department
社会学科
学科の特徴
希望のある未来を生み出す人材を養成する
社会のしくみを人びとの気持ちによりそって理解し、自ら行動することを学ぶ
社会学とは世の中のしくみやその変化について、人びとの気持ちによりそって理解しようとする学問です。人はどのように世の中の「きまりごと」を身につけ、隣人をはじめ文化や価値観の違う人たちとどう共存しているのでしょうか。また人生のさまざまな局面でどのように感じ、どのように決断するのでしょうか。本学科で皆さんは、私たちが社会によって作られると同時に、自らの意思で行動することを通じて絶えず社会を作り変えることもできる存在だということを学びます。
多様な専門分野を学べる少人数制、体験重視、資格重視の教育体制
本学科では多様な分野の専門家が、学生のあらゆる興味関心に対応します。また、1 年次から少人数制を導入し社会学の基礎知識を深めながら、語学力、IT 技能を向上させ、社会調査や心理学分析のスキルも身につけます。2 年次からは3 つの専門コースに分かれ、現地でリアルな体験をするインターンシップや海外研修、国内外への留学制度なども採り入れ、地域社会や国際社会で活躍できる人材を育成します。さらに、どのコースにおいても各種の検定試験や公務員試験、資格の取得をサポート。例えば必要な要件を満たした学生は「社会調査士」や「認定心理士」の資格を取得できます。
3つの専門コースと共通科目で学生の「やる気」を応援
学生一人ひとりの多様な学習ニーズを重視する本学科では、2 年次からは「多文化と共生コース」「都市と地域コース」「メディアと情報コース」に分かれ、社会学を多角的に学習します。「多文化と共生コース」では、異なる文化を持つ集団が共存するしくみを見つめ、多様性のもたらす豊かさを理解するとともに、そこから派生する諸問題の解決策を探ります。「都市と地域コース」では、人びとの生活する空間について、社会学を中心に法律学、行政学、経済学なども取り入れて探求し、国・地方公共団体の政策や、NPO などの活動を総合的に学びます。「メディアと情報コース」では、情報・データの処理や統計分析のスキルを身につけるとともに、人間の行動原理、社会政策の有効性などを分析する能力を養成します。また本学科では、テレビや漫画などのサブカルチャー、マスコミやジャーナリズムに注目した科目も用意しています。キャリア形成や資格取得に対応した科目群も導入して、学生それぞれの「やる気」を全力で応援します。
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1 多様な専門分野を学べる少人数制1年次の導入ゼミから卒業論文まで、学生は4年間少人数のゼミに所属します。教員の指導の下、社会学理論からまちづくり、アイドルにいたるまで、関心あるテーマを深く追究していきます。
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2 体験重視の教育体制現地でリアルな体験をするフィールドワークや社会調査、海外・国内研修、国内外への留学制度などが充実。地域社会や国際社会で活躍できる人材を育成します。
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3 英語で学ぶ社会学入門日本語だけでなく、英語で書かれた社会学入門書もあわせて読むカリキュラムで、専門分野のことを学んでいきます。「英語を学ぶ」のではなく「英語を活用した教育」を実践します。
学ぶ領域
現代社会で活かせる3つの専門コース
多文化と共生コース
都市と地域コース
- 都市の定義や機能の解明
- 日本の地域社会の実態調査
- 各地域の生活基盤を支える行政や民間の活動
- 公共的な財やサービスの提供、福祉政策のあり方
メディアと情報コース
- メディアが持つ技術、役割、影響力
- 人間社会、政治経済における言論・報道の自由
- マスコミの歴史とその役割
- 「人と心の行動」を観察・データ化するコンピュータ活用法