「社会調査士」とは、インタビュー調査やアンケート調査の方法を学び、統計や世論調査の結果を批判的に検討するなど、社会調査の現場で必要な能力をもった「社会調査の専門家」のことです。
一般社団法人社会調査協会よって認定される資格で、調査の企画・設計から,調査の実施、報告書作成までの全過程を学び、基本的な調査方法や分析手法、結果の解釈が妥当なものかどうか、問題点を指摘することができるようになります。
マスコミや政府が行う世論調査など、現代社会では数多くの社会調査が行われています。社会現象から適切に情報を収集し、分析する能力は今後ますます社会で必要とされていくでしょう。
社会調査協会のウェブサイトに「学生の声」座談会の記事が公開されました。
2020年度に「社会調査実習」を履修した学生たちの感想です。
社会学科科目名 | 配当年次 | 標準カリキュラム | |
A | 社会調査I | 1年 | 社会調査の基本的事項に関する科目 |
B | 社会調査II | 1年 | 調査設計と実施方法に関する科目 |
C | 社会統計入門 | 1年 | 基本的な資料とデータの分析に関する科目 |
D | 情報と統計基礎実習 | 2年 | 社会調査に必要な統計学に関する科目 |
E | 量的調査法 | 2年 | 多変量解析の方法に関する科目 |
F | 社会調査法 | 2年 | 質的な調査と分析の方法に関する科目 |
G | 社会調査実習 | 3年 | 社会調査を実際に経験し学習する科目 |