大学の授業について
タイのナコーンパトム県にあるシラパコーン大学で、21日間の研修を行いました。授業は平日のみで行われ、午前と午後の2部構成で、それぞれ2時間ずつ、1日合計4時間の授業がありました。
午前中はスピーキングの授業で、タイの先生方が作成してくださった教科書を使い、これまでに学んできた基礎的な内容から応用的な会話表現まで幅広く学ぶことができました。先生方の授業はとても分かりやすく、楽しみながら取り組むことができました。
午後はワークショップ形式の授業で、毎日異なる先生が担当してくださいました。陶芸や伝統音楽、料理、タイボクシング、タイマッサージなど、さまざまなタイ文化を実際に体験し、肌で感じる貴重な機会となりました。
現地の生活
朝食と昼食は大学内でとることが多く、食堂やセブンイレブン、カフェ、マーケットなど、自分の好きな場所を選んで食事をすることができました。大学の食堂では、一食が約35バーツ(約160~170円)ととても安く、加えて美味しかったです。
夕食は、チューターの学生や先生方と一緒に、大学の外にあるレストランでとることが多く、現地の料理を楽しむことができました。タイのレストランは、UNOやボードゲームなどが置かれていることが多く、皆で楽しむことができました。
宿泊していたホテルは、大学から徒歩10分ほどの場所にあり、周辺にはコンビニやスーパー、コインランドリーなどがそろっていて、日常生活に困ることはありませんでした。また、ホテルから15分ほど歩くとショッピングモールもあり、快適に過ごすことができました。
現地学生・先生との交流
シラパコーン大学の学生約20名がチューターとして、私たちの生活をサポートしてくれました。毎朝、ホテルのロビーまで迎えに来てくれ、大学まで一緒に歩いて通いました。チューターの学生たちは、授業の合間を縫ってワークショップにも参加してくれたり、一緒にご飯を食べたりと、日常の中でたくさん会話をする機会があり、とても仲良くなることができました。休日には、アユタヤへの小旅行にも同行してくれ、アユタヤ遺跡の見学や象乗りなど、貴重で楽しい経験を共有しました。
また、先生方も授業だけでなく、いろいろな交流・支援に努めてくださり、例えば休日にもかかわらずホワヒンやバンコクまでの引率、バスの手配など、とても親切にしてくださいました。
お別れディナーや空港では、チューターや先生方との別れを惜しみ、全員が涙を流すほど、かけがえのない出会いとなりました。
タイで出会った方々は皆とても親切で、研修前よりもさらにタイという国が好きになりました。