本年度も皆さまのご協力のもと、2023年12月10日～13日の日程で、政治学インターンシップ（テーマ探究・沖縄社会調査）を実施することができました。ここにその成果の一部をご報告いたします。

　まず、現地での研修は以下の日程（3泊4日）でおこなわれました。

12月10日（日）
・不屈館見学
12月11日（月）
・宜野湾市役所基地政策課へのヒアリング
・宜野湾市議会議員桃原功氏へのヒアリング
・緑が丘保育園へのヒアリング
・宜野湾市上大謝名自治会へのヒアリング
12月12日（火）
・辺野古にて基地建設反対団体へのヒアリング
・キャンプシュワブゲート前での反対活動の視察
・琉球新報社の記者へのヒアリング
・宜野湾市真栄原自治会へのヒアリング
12月13日（水）
・沖縄国際大学野添ゼミ生とのワークショップ

　「政治学インターンシップ（テーマ探究・沖縄社会調査）」という科目は、沖縄の基地問題について、資料調査と現地調査によって体系的な把握に努め、主体的に考え自らの意見を説明できるような資質を身につけることを目的として実施しています。事前学習としてあらかじめ資料調査や映像で現地の状況について基礎知識を得た後、ヒアリング先毎に担当者を設定します。担当学生は質問項目の原案を他の参加者に提示し、議論の上、確定させていきます。質問項目については学生自らが連絡をとり、事前にヒアリング先に送付しております。ヒアリング先では担当学生が主導し、また他の学生からも質問をおこないます。

　本年度もヒアリング先の方々には好意的に受け入れていただき、活発かつ豊かな意見交換をおこなうことができました。学生にとって忘れがたい経験となったようです。
　ヒアリング先では、インタビューを受けていただいた方々はもちろんのこと、様々な方の協力を得て、有意義な現地研修をおこなうことができました。この場を借りて、ご協力いただいた方々に改めて御礼を申し上げます。