2025年度「現代政治のイッシュー(政治学現地研修・東北)」実施報告書
9月25日(木)から27日(土)にかけて、政治学現地研修(東北)を実施しました。
このインターンシップは、事前学習を行った上で、実際に被災地を訪れ、被災された方やそのご家族に意見を聴き、防災と復興行政について主体的に学ぶことを目的としています。
今回は以下のような日程で実施しました。
(1日目)
仙台駅に集合した後、岩手県陸前高田市に移動。
東日本大震災津波伝承館いわてTSUNAMIメモリアルを見学後、奇跡の一本松、新設防潮堤などを視察。
宮城県気仙沼市に移動し、気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館(旧・気仙沼向洋高校)を語り部案内のもとで視察。
南三陸町に移動し、当時の副町長と意見交換を行った後、宿泊。
(2日目)
児童90人が高台避難した南三陸町戸倉小跡地を視察。
石巻市に移動し、児童74人教員10人が犠牲になった大川小跡地を視察、元教員で遺族でもある語り部の方と意見交換。
女川町に移動し、銀行員の息子さんが犠牲になった遺族の方と意見交換、その後、復興商店街を視察。
東松島市に移動し、旧野蒜駅、野蒜小跡地、高台移転地などを視察後、東松島市の幹部の方と意見交換。その後、仙台市へ移動、宿泊。
(3日目)
名取市閖上地区に移動し、盛土し現地再建された街並みを視察後、自治会長と被災後の歩みと課題について意見交換。
かわまちてらす閖上を散策後、児童と住民の避難先になった震災遺構仙台市立荒浜小学校を視察。仙台駅で解散。
視察や意見交換を受け入れてくれた皆様、また各所とのコーディネートとガイドをご担当いただいた「3.11メモリアルネットワーク」代表理事の武田真一先生のご厚意により今回の現地研修を実施することができました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。





