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4年生による就活体験談 & 観光・旅行業界をめざす学生のために -第2回キャリア講演会が開催されました(10月21日)。―

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 10月21日(火曜日)、チュートリアルの授業を利用して、60周年記念講堂において、第2回キャリア講演会が開催されました。6月に実施した「国際関係学部の学びと就職」に続く第2弾です。今回のキャリア講演会は、二部構成で行なわれました。

第一部: 4年生による就活体験談

 横澤友紀さん、下村健登さん、利光美保さんに協力していただきました。川瀬龍彦氏(東松山キャリア支援課)の講話「就職の流れ」の後、壇上の横澤さん、下村さん、利光さんの自己紹介に続き、Q & A形式で体験談を語ってもらいました。

 丁寧に質問に答えていく皆さん

 「学生生活(課外活動を含む)のなかでもっとも力を入れたことは何ですか」。まずは学業面での質問。そして「1年生の頃に就きたかった仕事はどんな業種ですか」「自分の将来の仕事を決めるにあたってもっとも重要視したことはどんなことですか」などのキャリアデザインに関する質問を経て「本格的に就職対策をはじめたのはいつ頃からですか?」「就職対策としてどのようなことをしましたか?」「就職の面接で聞かれた質問で『もっとも答えにくかった質問』は何ですか?」「就職するために一番大切なことは何だと思いますか?」など、本題へと進みました。

先輩方のアドバイスに熱心に耳を傾ける学生たち

 一瞬、一年生が身を乗り出したように見えたのは「就職活動を終えた今、1、2年時を振り返ったとき、こうしておけばよかったなどと反省したり、後悔することはありますか。それはどんなことですか」という質問のときでした。
 最後に、1年生への激励を込めた次のようなメッセージをいただきました。「(英語だけでなく)数学や国語の勉強をしっかりやってください。4年になってからでは辛いけれど、今なら簡単にできるはず」。「いろいろな年齢や趣味の人、地域の人々などと貪欲に接触するよう心がけること(横澤さん)「自分の好きなことを見つけること」(下村さん)。「しっかりした学生生活を!内定をたくさん取る人は、節度をもった生活の中できちんと勉強して計画的に行動した人です」「どんなときも感謝の気持ちを忘れないで!」(利光さん)。

第二部: 「観光・旅行業界をめざす学生のために」

 第二部は、前回のキャリア講演会後のアンケートで就職希望がもっとも多かった旅行・観光業界についての講演です。世界遺産アカデミー・世界遺産検定事務局の佐伯真以子さんに講師をお願いしました。

 インドのタージ・マハル、パリのセーヌ河岸やモン・サン=ミシェル、ペルーのマチュ・ピチュなど世界遺産の美しい画像を織り込みながら、観光産業の可能性から観光業にもとめられる人材まで、わずか20分という時間に、業界をめざす学生に不可欠のトピックについて簡潔にお話いただきました。

講師の佐伯真以子さん(世界遺産アカデミー)

 

 ツーリズム産業の経済規模はなんと22.4兆円、広告業のそれの4倍に相当するそうです。また、昨今の“インバウンド”政策により、観光業に特化したプロフェッショナルな人材の育成が社会的(国家的)要請になってきていること。さらに、業界が新卒に期待するのは、実務能力ではなく“潜在力”。では、潜在力を企業にアピールできるようになるにはどうすればよいのか? さすがは自らも観光業界への就職を考えたことがあるという佐伯さん。

 最後は、第一部の川瀬さんの講話や4年生の体験談を巧みに継いで、1年生がこれからの学生生活を考えていくための大事な問題を提起するかたちで、キャリア講演会を見事にまとめていただきました。次回の機会では、世界遺産や世界遺産検定についてもっとお話いただきたいと思います。

2015年4月、キャリア講座を新設。積極的に履修を!

 大学に入学して約半年。一年生のみなさんは「打ち込めること」が見つかったでしょうか? 「就きたい仕事」について考えていますか? まもなく大東祭、そしてクリスマス。あっという間に後期試験がやってきます。
 国際関係学部では「グローバル人材と社会人基礎力の育成をめざす4年間を通じた体系的なキャリア教育」を目標に、チュートリアルの5つのクラスで、キャリア教育のトライアル授業を後期から行なっています。2015年4月からは「ジェネリック・スキル」を育成するための「キャリア講座」が本格的にスタートします。キャリアデザインのための「キャリア形成論Ⅰ・Ⅱ」、スキルの向上をめざす「TOEIC対策講座Ⅰ・Ⅱ」「情報Ⅰ・Ⅱ」「世界遺産講座」「問題解決学入門」、現場を知ることを目的とした「企業と雇用」「NGO活動論」「旅行産業論(PBL)」「地域文化の探求(PBL)」、アジアで修行する「インターンシップ・イン・アジアⅠ・Ⅱ」など、多彩な科目が開設されます。

 2020年は東京オリンピックの開催年。アジア言語をはじめアジア理解という学びの可能性が高まることは間違いありません。そうした状況を見据え、本日の4年生や佐伯さんのアドバイスを参考にキャリアデザインを自覚的に考え、主体的な学習を計画的に進めていってもらいたいと思います。