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キャリア教育「『業界・業種・職種』について考える」授業が行なわれました(12月9日)。

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 12月9日、611教室において、チュートリアルの5クラス合同の「キャリア」授業が行なわれました。この5クラスは、2015年度から本格実施される「チュートリアル(後期)におけるキャリア教育」のトライアルを行なっています。(株)ベネッセコーポレーション『MY CAREER NOTEⅠ(ADVANCE)』 をテキストに、「キャリアデザインとは」「自分について考える」「社会に出るとは」「社会が求める人材」などのトピックについて3~5回のキャリア教育を行なってきました。

 本日の授業では、東松山キャリア支援課の川瀬龍彦氏に実際の企業や仕事をふまえた『業界・業種・職種』についてお話いただきました。


 「業界」と「業種」、「B to B」と「B to C」、「営業職」と「事務職」など、映像とワークを交えながらの実にわかりやすい説明でした。たとえば、食品商社の業界第5位までの企業に、大東文化大学の卒業生が34人も在職していることや、投票箱などの選挙関連製品で全国シェア第1位を誇るユニークな企業にも、本学の卒業生が多数在職していることなど、興味深い話もありました。
 営業職や事務職に対する学生のイメージを変えることも、今回の授業の大事な目的でした。


営業職とは?



 「営業」という言葉に「物売り」「戸別訪問」「押し売り」といったマイナス・イメージをもっている学生は少なくないようです。事実、本日の作業シートにも「外に出て足をたくさん使う仕事」「歩き回っているイメージ」「ノルマがあり厳しそう」「頭を下げてお願いしているイメージ」「売り込むだけの仕事」「ひたすら頭を下げる」「会社の商品のごり押し」「客を接待している場面が浮かぶ」といった記述が散見されます。
 授業では、営業とは「商品を売る」というよりは、顧客の問題を「商品」や「サービス」を通じて解決する仕事であり、解決型(ソリューション)の営業が主流であることが強調されました。










事務職とは?


 「事務職」も、営業とは別の意味で誤解されることが多いようです。「パソコンを打っている(パソコンとにらめっこしている)仕事」「デスクワーク」「ずっと
座っている。話さない」「雑用」「地味な仕事」等々。「対面コミュニケーションが苦手だから事務という考えは大間違い!」。川瀬氏によれば、事務職は、い
わば「縁の下の力持ち」、「すべての業務を円滑にまわす潤滑油」
なのです。






























 参加した学生には、とりわけ「営業職」の認識を改め、自分のキャリアデザインをふまえた「業界」「業種」を選択してもらいたいと思います。そのために「知ること」が先決。『ガイアの夜明け』(TV東京)『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)などのTV番組や『業界地図』『四季報』などの身近な資料に触れてみてください(キャリアセンターには、たくさんの資料があります)。
 最後に、キャリアセンターは、3・4年生の就職活動のためだけに存在しているわけではありません。言うなれば、キャリアセンターは、学生のキャリア(人生)支援の拠点です。
 1年生の皆さんも、遠慮なくいつでも気軽に足を運んでください。必ず「何か」が得られるはずです。






































                                         (株)ベネッセコーポレーション 『MY CAREER NOTE Ⅰ(ADVANCE)』