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初年次キャリア教育『業界・業種・職種』について考える』のチュートリアル合同授業が行なわれました(10月13日)

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 10月13日、60周年記念講堂において、初年次キャリア教育のための合同授業が行なわれました。新カリキュラムでは「グローバル人材と社会人基礎力の育成をめざす4年間を通じた体系的なキャリア教育」が大きな柱となっています。その導入(drive期)となるのが、前期に実施された第一回キャリア講演会と、チュートリアル後期に導入される「初年次キャリア教育」です。『My Career NoteⅠ(Advance)』というベネッセが開発したテキストを使用し、チュートリアル後期の15回の授業のうちの7回分をキャリア教育に充てることになっています(7回の内訳は、クラス授業が5回、合同授業が2回)。

 本日の合同授業では、6月のキャリア講演会に引き続き、東松山キャリア支援課の川瀬龍彦氏に講師をお願いし、実際の企業や仕事をふまえた『業界・業種・職種』についてお話いただきました。
 導入の摑みは「キャビンアテンダントは『憧れ』ではなれない!」。「わかりやすく目立つ職業への『憧れ』と『現実の職業選択』とのギャップに気付くことからはじめよう!」。そのためには、職業を客観視することが不可欠で、業界や業種や職種を理解することはその第一歩なのです。

 自分が働きたい企業は、どの業界のどんな業種に属しているのか? 自分のやりたい仕事は、どんな職種なのか? 
 職業を客観視するために「業界」と「業種」や「営業職」と「事務職」について正確に理解し、とりわけ営業職や事務職に対する偏ったイメージを修正すること。これが、今回の合同授業の目的です。

業界と業種と職種

 川瀬氏の説明によれば、業界とは「同じジャンルの企業の集まり」(サービス、マスコミ、食品)で、日本には3000以上の業界があるとのことです。そして「商品やサービスにどのようなかかわり方をしているか」(製造、商社、小売)で分類されるのが「業種」。職種は、企業内における役割分担で、営業職と事務職が文系の代表的な職種となります。

営業職とは?

 「営業」という言葉に「物売り」「戸別訪問」「押し売り」といったマイナス・イメージをもっている学生は少なくないようです。事実、本日の作業シートに も「外に出て足をたくさん使う仕事」「歩き回っているイメージ」「ノルマがあり厳しそう」「頭を下げてお願いしているイメージ」「売り込むだけの仕事」 「ひたすら頭を下げる」「会社の商品のごり押し」「客を接待している場面が浮かぶ」といった記述が散見されます。
 授業では、営業とは「商品を売る」というよりは、顧客の問題(困っていること)を「商品」や「サービス」を通じて解決する仕事であり、解決型(ソリューション)の営業が主流であることが説明されました。営業職には、顧客の気持ちを汲み取り、長期にわたって信頼関係を築いていく地道でねばり強い姿勢がもとめられるというわけです。

事務職とは?

 「事務職」も、営業とは別の意味で誤解されることが多いようです。「パソコンを打っている(パソコンとにらめっこしている)仕事」「デスクワーク」「ずっと 座っている。話さない」「雑用」「地味な仕事」等々。「対面コミュニケーションが苦手だから事務という考えは大間違い!」。「人とかかわる仕事」という点では、事務職も営業とまったく同じ。川瀬氏によれば、事務職は、い わば「縁の下の力持ち」、「企業全体のすべての業務を円滑にまわす潤滑油」なのです。

 学生諸君には、職種、とりわけ「事務職」や「営業職」への認識を改め、自己のキャリアデザインを描いてもらいたいと思います(授業後のアンケートでは、ほとんどの学生が違いをよくわかったと回答しています)。そのためには 「知ること」が先決。『ガイアの夜明け』(TV東京)『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)などのTV番組や『業界地図』『四季報』などの身近な資料に触れてみてください(キャリアセンターには、たくさんの資料がありま す)。

 これまで何度も記していることですが、キャリアセンターは、3・4年生の就職活動のためだけに存在しているわけではありません。言うなれば、キャリアセンターは「学生のキャリア(人生)支援の拠点」です。1年生の皆さんも、遠慮なくいつでも気軽に足を運んでください。必ず「何か」が得られるはずです。

 再来週の10月27日には第二回キャリア講演会が開催されます。「4年生の就職体験談」を中心に構成される予定です。