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第1回FD研修会が開催されました(9月16日)。

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 9月16日午後4時より8137教室において学部のFD(Faculty Development)研修会が開催されました。今回のテーマは「初年次キャリア教育のポイント」。(株)ベネッセコーポレーション大学事業部主任研究員の藤浦芳江氏を講師にお招きし、全国の大学で年間7000コマを超えるキャリア関連授業を運営している豊富な実績をもとに、たいへん有益なご指導をいただきました。学部の教職員の他、東松山キャリア支援課からもご参加いただきました。

 本HP(7月30日)でもお知らせしている通り、国際関係学部は、2015年度に新カリキュラムに移行します。「グローバル人材と社会人基礎力の育成をめざす4年間を通じた体系的なキャリア教育」が新カリの重要な柱の一つであり、チュートリアル後期からキャリア教育が導入されることになっています。
 今年度は、『My Career NoteⅠ(Advance)』というベネッセが開発したテキストを使用して5つのクラスでトライアル授業を行ないます。試行の結果をもとに、来年度からのキャリア教育に向けた準備を進めていく計画です。

 藤浦氏には、トライアル授業を行なうにあたってのシラバスや授業展開のモデルなどを具体的にご教示いたただきました。キャリア教育初心者揃いの授業担当者も、キャリア教育についての大まかなイメージを共有することができ、有意義な研修になりました。
 藤浦氏は、講演全体を通じて、キャリア教育のポイントとしていくつかの重要な事がらを指摘されました。すなわち、キャリア教育は、学生が自分で考え自分で行動するきっかけを与え、学生自身が成長感を感じるものではければならないことから、学生のやる気を引き出すための動機づけが大切であること。さらに、学生の自主性や行動力を導くためには、とりわけ内発的な動機づけが不可欠であること、そして内的動機の核となる自己効力感(やればできる)と自己決定感(大学でどうしたいのか)を喚起するためには学生を「後押しする存在」が必要であり、教員にはその役割がもとめられていること、などです。

 アクテイブ・ラーニングやその実践のための教員のファシリテーション力やコーチング力の向上が唱えられて久しいわけですが、キャリア教育がいよいよ正課に導入される段階に入り、教職員にはより一層の実践力がもとめられているといえそうです。
 次回第2回のFD研修会は、10月28日に予定されています。テーマは「正課における『ジェネリックスキル』育成の課題」です。