江戸の街と芸能
講座内容
こんなに楽しい伝統芸能の世界 (17)
落語からみた江戸の町人文化(5/23)
普段、何気なく楽しんでいる古典落語ですが、実はその中には、江戸の町で暮らしていた町人たちの文化がいろいろと隠されています。講義では、古典落語を聞きながら、そのような町人文化を探し出して解説してみたいと思います。さあ、御一緒に楽しみましょう!
(担当講師:宮瀧 交二)
都内にある江戸時代より芸能に所縁ある土地(5/30)
現在、東京都内には“ 歌舞伎町” や“ 猿楽町( 能の古称)” といった伝統芸能の名をつけた町名があるなど、伝統芸能に所縁ある土地が多数あります。当時、江戸の街では歌舞伎や浄瑠璃、落語などの芸能が盛んでした。それぞれの芸能の、江戸時代と現代の状況の違いを見比べ、最後に江戸の街で庶民にも謡われていた能の一節を、みなさんと一緒に謡い、舞い、往時に思いを馳せていただきます。
(担当講師:小林 晋也)
テキスト
レジュメを配付します。
- 講座番号(会場)
- 008(大東文化会館)
- 回数
- 全2回
- 曜日・時間
- 金曜日 10:30-12:00
- 期間
- 5月23日(金)~30日(金)
- 日程詳細
- 5/23・30
- 定員
- 30名
- 受講料
- 一般 4,000円 (学生 3,200円)
受付終了
講師紹介
- 宮瀧 交二(みやたき こうじ)
- 大東文化大学文学部歴史文化学科教授
図書館長 - 立教大学大学院文学研究科博士後期課程史学専攻(日本史専修)博士予備論文提出退学。博士(学術)[新潟大学大学院現代社会文化研究科]。専門は日本古代史、博物館学、観光歴史学。著書に『岡倉天心 思想と行動』[共著]他。(公社)日本博物館協会 平成25年度棚橋賞受賞。
- 小林 晋也(こばやし しんや)
- 重要無形文化財保持者総合認定
宝生流職分能楽師 - 昭和49年、小林家に四代目として生まれる。6歳で宝生宗家に入門。能楽師として関東を中心に全国、ときに海外での能公演に出演。また演劇、クラブミュージックなど他のジャンルとのコラボレーションはもとより、能で健康体操、小学校での能授業、中学高校での部活動、大学サークル指導にも取り組む一方で、市民サークル「能楽を楽しむ会」や自身が指導する弟子の同門会「晋宝会」を主宰して活動中。