映画で探る21世紀文化史
講座内容
旅と人生の物語
映画は人生の多様なあり方や現代の世界や社会を生きていく上での多くの示唆をもたらしてくれます。
余命宣告を受けてからの親友との旅を描く『プアン/友だちと呼ばせて』(タイ、2021)、幼い頃に飼っていた象と再会した男性が故郷を目指して旅する物語『ポップ・アイ』(シンガポール、2017)、最愛の子どもたちと法律上引き離されてしまった母が家族を取り戻す旅に出る『ドライビング・バニー』(ニュージーランド、2021)、ロシア南西部の辺境を舞台に不愛想な16歳の娘と寡黙な父の放浪生活を綴る『グレース』(ロシア、2023)など、旅の映画を通して人生と世界にまつわる想いを様々にめぐらせてみましょう。
テキスト
レジュメを配付します。
- 講座番号(会場)
- 107(東松山キャンパス)
- 回数
- 全3回
- 曜日・時間
- 火曜日 13:15-14:45
- 期間
- 5月20日(火)~6月17日(火)
- 日程詳細
- 5/20
6/3・17 - 定員
- 30名
- 受講料
- 一般 6,000円 (学生 4,800円)
講師紹介
- 中垣 恒太郎(なかがき こうたろう)
- 専修大学文学部教授
- 専門はアメリカ文学・比較メディア文化研究。著書に『マーク・トウェインと近代国家アメリカ』他。