<講演テーマ>
未来をつくる博物館―文化財を守り、知をひらき、次世代へつなぐ
<講演者>
和田 浩 氏(東京国立博物館DX推進室長)
<日程>
10月15日(木)15:00〜16:30
<会場>
Zoomウェビナーによるオンライン開催
<配信教室>
・板橋キャンパス:1号館1階 10101教室
・東松山キャンパス:1号館 10104教室
<文学部特別講義スケジュール>
14:45 開場
15:00 開会の辞・ごあいさつ
15:10 特別講義 「未来をつくる博物館―文化財を守り、知をひらき、次世代へつなぐ」
16:10 質疑応答
16:30 閉会の辞
文学部特別講義は、文学部生が貴重な講話や体験を得ることを目的として開催される、文学部の伝統行事です。第1回は1989年に開催され、例年多彩な外部講師をお招きして講演を行ってまいりました。
今年度は、東京国立博物館 DX推進室長の和田浩氏をお招きし、「未来をつくる博物館 ―文化財を守り、知をひらき、次世代へつなぐ」というテーマでご講義いただきました。
講義では、「守る」「記録する」「ひらく」「つなぐ」「未来をつくる」という5つのキーワードに沿って、博物館の実際の取り組みについてご講演いただきました。文化財が持つ「有限の寿命」に対し、いかに根拠を持って配分・管理するかという点や、未来の人が見て、触れて、感じられるものを選別するという博物館が担う責任の重さについて説明されました。
最後に、「博物館は過去を保存するためだけの場所ではなく、未来をつくる場所です。文化財を残すことは決して遠い未来の話ではありません。何を残し、何を記録し、誰にひらくかを決めるのは、いつの時代も今を生きている人たちです」とお話を締めくくられました。
<参加者・受講生の声>
「文化財はずっと残せるものだと思っていたので、寿命があることを知り、人間のようだと思いました。文化財の保存の難しさ、その文化財を博物館で見ることのできるありがたさをとても感じる講義でした。」
「これまで博物館のことを『歴史的に貴重なものを守り伝えるための蔵』のように例えていましたが、どう語り継ぐのかだけでなく、何をどこまで残すかを選ぶことも時には重要になると講義を通じて学びを得ました。」
「限りある文化財の寿命を伸ばし、消費の仕方を考えていくという博物館の在り方を知ることができました。『教える場所』から『学びが生まれる場所』へという考えがとても印象に残りました。」




