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永守雄治書道学科元教授が大東文化学園栄誉章受章

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 令和4年度日本芸術院賞 受賞者に決定した書道学科の永守雄治元教授に学園栄誉章が贈られ、授与式が11月22日に板橋校舎で開かれた。

 

 大東文化学園栄誉章は、学術・文化・スポーツ等の分野での業績が顕著であり、学園及びその設置する学校の名を高めた教職員や団体に対して与えられる。

 

 日本芸術院は毎年卓越した芸術作品または芸術の進歩に貢献する顕著な業績があると認められている者に対して恩賜賞・日本芸術院賞の授与を行っている。永守氏は書の部門において令和4年第9回日展 出品作である「松尾芭蕉の句」の作品で日本芸術院賞を授与された。

 

 中込理事長は「本当におめでとうございます。長く斯界に貢献されて当学園としても大変喜ばしく誇らしく思っています。これからも斯界になお貢献されることを期待しております。また後進の育成のほどよろしくお願いします。」と述べた。

 

 永守氏は「こうした賞というのは決して一人が受賞したということではありませんで、その分野に携わる多くの方々が互いに研鑽しあっていく輪の中で育み、そして先人たちが私たちに残してくださった様々なものや美術界の方々のご理解があってはじめていただけるものであって、こうした栄誉を書道界のために還元していくものです。大東文化には若い将来のある有望な方がたくさんいらっしゃいます。授業の中には漢字仮名交じりの書というものがあり私の専門でもありますのでこうした分野にも期待できます。国として認めていただいたわけなので、学生諸君に頑張っていただけるよう微力ながら何か手助けができたらと思っております。」と述べた。