こんにちは、大東文化大学国際交流センターです!
大東文化大学には海外協定校から交換留学生(交流生)や日本政府の奨学金を受けて日本語日本文化研修留学生(日研生)として留学をしている留学生が毎学期、多く在籍しています。
世界各国から集う留学生たちや協定校のこと、世界のことをもっと身近に感じていただけるよう、「留学生レポートリレー」 を掲載しています。
第5回となる今回は、中国の学生からのメッセージをお届けします。
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1. 自己紹介/Self Intrroduction
(1) 氏名/Name: 呉 美霖
(2) 出身国/Home Country: 中国
(3) 母国の大学/Home University: 首都師範大学
(4) 日本での留学期間/Period of Study in Japan: 2025年4月~2026年3月
2. 自国・文化について/About My Country and Culture
私は中国の北京出身です。北京は繁華である一方、多くの歴史的建築物が残され、深い文化的背景を持つ都市です。「中」という字に象徴される価値観は、中国人にとってほとんど文化的本能とも言えます。古都である北京の都市構造にもそれが表れており、中心には紫禁城があり、中軸に沿って「官職に就く者は宮殿の近く、商工業者は市場の近く、官職に就かず農耕をする者は門の近く」という空間配置がなされています。城外は郊外、さらに外側は野原となります。このような段階的な空間配置は、「王者は天下の中心に居るべき」という世界観です。
3. 母国の大学について/About My Home University
私は中国の首都師範大学に在学しており、今年で5年目になります。首都師範大学は1954年に創立され、その歴史は1905年に設立された通州師範にまで遡ります。国の「双一流」建設大学にも指定されており、「師範教育から始まったが、師範教育にとどまらない」という理念のもと、多くの学問分野をカバーする高等教育機関へと発展してきました。教育は首都師範大学の一貫した基本理念であり、授業での専門教育にとどまらず、キャンパス文化全体に浸透しています。大学の敷地面積は約98.06万平方メートル、建物総面積は約84.7万平方メートルで、本部キャンパス、北一区・二区、東一区・二区など計8つのキャンパスがあります。講義棟や図書館などは近代的な設備が整っており、四季折々の美しいキャンパス景観は学生や教職員に快適な学習・生活環境を提供しています。また、本部図書館1階には歴史博物館があり、4,000点以上の展示品を所蔵しています。その中には歴史的、科学的、美術的価値の高い貴重な資料も含まれています。展示品は材質や工芸、用途に応じて、玉器、青銅器、古銭、甲骨文字・書画、彫刻、陶磁器の6つに分類されています。
首都師範大学は「双一流」大学であり、大学街にはありませんが、三環内に位置し、交通も便利で、駅も近く、どこへ行くにも便利です。
4. 日本留学を決めた理由/Why I Chose to Study in Japan
私が日本に留学することを決めたのは、指導教員の一言「外の世界を見に行きなさい」がきっかけです。学術誌や書籍で日本の研究者の名前をよく目にしていたこともあり、日本の学術界がどのようなものか、非常に興味を持っていました。学校に留学の機会があり、すぐに応募しました。
5. 大東文化大学の良いところやお気に入りなところ/Good or Favorite Things of DBU
大東文化大学の魅力は多くあります。まずキャンパスが広く、施設が充実していること。そして、教員や国際交流センターのスタッフがとても親切で、生活面から履修登録、寮に関することまで、どんな質問にも丁寧に対応してくださいます。
6. 未来の留学生へメッセージ/Messages for future international students
大東文化大学の書道の先生も留学生を尊重してくださり、先日の授業では「国際情勢は日々変化し、日中関係も時に緊張や不安定な状況に置かれる」とお話しされていました。しかし、学びや文化的探求は環境の変化に左右されるべきではなく、流されるべきではありません。重要なのは常に主体性を持ち、自分が本当に大切にしていることや、どのような姿勢で文化や学問に向き合うかを明確にすることです。書道の学習も、就職に有利かどうかだけで評価するのではなく、自分の興味や価値観、将来のビジョンに基づいて選び、取り組むことが大切です。独立した思考を持つことは、すべての留学生にとって重要なことだと思います。そして、これこそが私が未来の留学生に伝えたいメッセージです。
首都師範大学とは?
1954年創立の総合教育大学で、文学院、歴史学院、教育学院、外国語学院、音楽学院、美術学院、国際文化学院など25の学院がある。
1992年に北京師範学院、北京師範学院分院、北京聯大外国語師範分院の3校が合併して現在「首都師範大学」となる。うち国際文化学院に留学生の募集や管理を担当する留学生オフィスが設けられている。
キャンパスには運動場など様々な付属のスポーツ施設も整備され、特に付属図書館の蔵書・文献数は500万冊となり、全国でも有数規模となっている。