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学長メッセージ(在学生の皆さんへ)

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在学生の皆さんへ


大東文化大学 
学長 内藤 二郎

 

 4月13日(火)から2021年度の授業がスタートし、1週間余りが経過しました。キャンパスに活気が戻りつつあり、うれしく思っています。
 一方で、感染症の状況については、新規感染者の増加に加え、変異型ウイルスの拡大もあり、依然として厳しい状況が続いています。気を抜くことは決して許されません。このような状況ですので、万一感染が拡大した場合には、再びオンライン授業に切り替えなければならない可能性もあります。そうした事態を回避するためにも、感染症予防策を徹底しなければなりません。本学では、両キャンパスに2カ所ずつ検温所を設けています。また、全教室と食堂、トイレやスクールバスに抗ウイルスコーティングを施し、ウイルスの不活性化を促すことによりウイルス増殖を防ぐ対策を講じました。一部の大人数講義については年度当初からオンライン授業で開講、対面授業については、履修者数を、原則として各教室の収容定員の約2分の1以下に制限するとともに、各教室の机に座席番号を貼付し、利用した座席番号を報告してもらうことによって、万一感染者が出た場合の追跡に役立てる措置も講じています。また、授業中の換気を促すため、各時限の中間にチャイムを鳴らし、それを合図に窓開け等の換気も行っています。
 このような環境整備と同時に、感染防止には学生の皆さんの自覚ある行動と協力が不可欠です。三密(密閉・密集・密接)の回避、マスクの着用、手指消毒の徹底など、基本的な感染症対策を今一度厳守してください。また、政府が示した感染リスクが高まる5つの場面(①飲酒を伴う懇親会、②大人数・長時間に及ぶ飲食、③マスクなしでの会話、④狭い空間での共同生活、⑤居場所の切り替わり)についても改めて注意してください。特に、懇親会やコンパなどは厳に控えてください。さらに、本学では3つの黙(飲食時の「黙食」、スクールバス乗車時の「黙乗」、列待ちの際の「黙列」)を守ることを強く呼びかけていますので、徹底をお願いします。
 間もなくゴールデンウィークを迎えますが、連休中の過ごし方についても、くれぐれも注意してください。連日、新規感染者は増え続けており、東京都において緊急事態宣言が再度発出されることになりました。感染症の状況次第ではオンライン授業へ切り替えなければならないことも考えられますので、ご理解ください。繰り返すまでもありませんが、感染症対策を徹底することは、自らの感染を防ぐと同時に、周囲に感染を広げないためにも極めて重要です。学生の皆さんのご理解とご協力、自覚ある行動を強くお願いします。様々な制約はありますが、是非みんなで協力してこの危機を乗り越えていきましょう。