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委員長からのごあいさつ

文学研究科委員長 下山 孃子文学研究科委員長 下山 孃子

「真理は我らを自由にする」
(文学研究科を志望する方々へ)

標題のこの言葉は、国立国会図書館の本館カウンターの上に、日本語とギリシア語で刻まれているものですから、多くの人が一度は目にしていると言ってよいでしょう。正しくは、「真理が我らを自由にする」ですが、敢えて「真理は」としておきます。「が」と「は」の微妙な違いは、それぞれ感じとっていただければ良いと思います。私が学んだ東京女子大学の本館の上には、「凡そ真なること」という意味のラテン語が刻まれていました。この言葉の意味するところは、勝義において「真理」が全ての源、本質である、ということでしょう。その由来は、『ヨハネ福音書』の第八章三十二節であるという見方もされているようですが、それには前提があり、イエスが「わたしの言葉に止まるならば」と言っていることです。この前提の有無により、文章の意味が変化するのかしないのか、議論のあるところかもしれませんが、いずれにしても、国会図書館や大学が真っ先に掲げる「真理」「自由」は、学問研究の場において、最も優先され、大切にされるべき、最重要事項と申してよいものです。

本学の文学研究科も、まさにこの学問研究の自由、真理探究の場として、日本のみならず、世界に向かって大きく開かれていることは言うまでもありません。これまでの伝統・歴史を振り返るに、各専門分野の優れた教授陣のもと、多くの学究の徒を輩出して参りました。文学研究科は五つの専攻(日本文学・中国学・英文学・書道学・教育学)から成りますが、このうち、日本文学・中国学・書道学は、博士課程後期課程までを有し、毎年学位取得者が出ております。英文学・教育学は修士課程までですが、その後、留学等によって研鑽を積み、更なる向上を目指す方達が多くみられるのも、わが文学研究科の特徴と申してよいでしょう。可能性は無限です。

2000年に88歳で亡くなった大原富枝という作家がいます。彼女は76歳の時、「メノッキオ」という小説を書きました。メノッキオとは、カルロ・ギンズブルグ著『チーズとうじ虫』(杉山光信訳・1984、みすず書房)の主人公名ですが、彼は16世紀の教会において異端裁判にかけられ、焚刑に処せられた一粉挽き屋です。メノッキオの頭の中からは、彼独特の自由な世界観・宇宙観があふれ出し、それを表明・表現することに彼は大きな喜びを感じていました。彼独特の自由な世界観・宇宙観が、時の教会の教義にそぐわないために、結果的に生命を奪われたわけですが、大原富枝が最も重要視しているのは、個々の人間からあふれ出る自由な思索・精神活動を止めることは誰にも出来ない、ということと、人間は、己の自由な思索・精神活動を表現することに喜びを感じるものだ、という点です。「内容」ではなく、思索・表現の「行為」そのもの即ち人間の精神活動そのものが、ここでは最重要視されています。

自由に真理探究を目指す多くの方々が集い、共に学ぶことを願ってやみません。

(2016.6.12)

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