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ふるさと支援隊の学生が、東秩父村で4回目の活動を行いました。

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 10月2日、東秩父村コミュニティセンター「やまなみ」において、「和紙フェスタ2018 in 東秩父村」(11月17日開催予定)に出品する料理の試作会を行ないました。今年度4度目の活動となります。水野、新里先生の他、学生3名が参加しました。東秩父村からは、西沙耶香さんと渡邊さんと礒田さんにご支援いただきました。

 出店のテーマは「ベトナム料理と東秩父村の郷土料理のコラボレーション」。午前中は、ベトナム人留学生のチャンさんの指導で、ベトナムの生春巻きとソースのつくり方を学びました。

 まずは、生春巻きのあんこになるダイコン、ニンジン、柿、キュウリを、ステック状に切り裂く作業です。併行して、ニンニクやチリを切り刻み「ヌクマム」をベースにしたソースをつくりました。辛さの違う2種類のソースができました。

 いよいよ、ライスペーパーの出番です。まずはチャンさんがお手本を見せます。ライスペーパー全体を水につけたら、ライスぺーパーの半分くらいの大きさのレタスをおきます。その上に、ジンジンやダイコンやキュウリを置いていきます。あんこをしっかりと包めるように、左右に少し余白を残すのがコツです。ライスペーパーをふた巻きして、そこに海老をおきます(本日は、コンビーフを使いました)。海老がライスペーパーから透けて見えるように最後の一巻きをして完成。ソースをつけて試食をしました。

 第二ラウンドは、東秩父村の『おごっつぉさま』に載っている郷土料理を生春巻きのあんこにしてみようということになりました。レタスの上に「柿なます」と「ふきのごまよごし」を乗せ、巻いていきます。

 生のキュウリやダイコンよりも美味しいかも。しかし、渡邊さんから「11月17日頃には柿はないよ」と一言。「みかんはどうかな」と礒田さん。「苦味がでるんじゃないかな」「2、3時間なら大丈夫では」との議論の末、みかんで試してみることになりました。

 あんこをいろいろに代え生春巻きの試食を繰りかえしました。その結果、17日「和紙フェス」には、東秩父村の郷土料理の柿なます」と「ふきのごまよごし」と、それに「たくあん」をあんこにした生春巻きを来場者に振る舞おうということになりました。