国際関係学部4年の川上翔太さんが、国際交流基金”日本語パートナーズ“の「インドネシア11期」として2019月8日から2020年3月までの半年間、インドネシアに派遣されることになりました。
難関の選考試験を突破した川上さんは、2016年度にインドネシア語の現地研修に参加し、2017年3月から2018年の2月までの1年間は、インドネシアのパジャジャン大学(UNPAD)に留学していました。
川上さんの夢は、海外で日本語教師になること。青年海外協力隊にも参加したいと考えているそうです。インドネシアにおける”日本語パートナーズ”としての活動は、夢に向かって初めの一歩となることでしょう。活躍を期待したいと思います。
国際関係学部からの”日本語パートナーズ”の採用は、川上さんで2件目になります。
2016年3月に、インドネシア語の2、3年生5人のチームが”日本語パートナーズ”として派遣されることになっていました。ところが、1月にジャカルタで発生したテロの影響を理由に、国際交流基金が、3月に予定されていたインドネシアへの日本語パートナーズの派遣をすべて見送ることを決めたことにより、学生の派遣は実現しませんでした。
“日本語パートナーズ”事業
“日本語パートナーズ”事業には、二つの目標があります。一つは、幅広い世代の人材をASEAN諸国に派遣し、現地の日本語教師と学習者の日本語学習の「パートナー」として日本語教育を支援すること。もう一つは、 “日本語パートナーズ”の一人一人が現地の言語や文化についての学びを深め、ASEAN諸国と日本の架け橋となることです。「ASEAN諸国の言葉や文化を学べる! 旅行や留学とは違う現地のローカルな暮らしを体験できる!あたらしい国際交流が始まる!(国際交流基金HPより)。まさに三拍子揃った、実にチャレンジングで、魅力的なプログラムです。
“日本語パートナーズ”事業は、2020年まで実施されることになっています。