5月7日、601教室において、チュートリアルの授業を利用して「PROG」の解説セミナーが実施されました。
4月5日に受検したPROGの結果が、大東文化大学オリジナルの結果報告書、ハンドブックとして返却され、その見方について、(株)リアセックの担当者による解説が行なわれました。
(株)リアセックによれば「PROGとは、専攻・専門に関わらず、大卒者として社会に求められる汎用的な能力・態度・志向(以下、ジェネリックスキルといいます)を測定し、育成するためのプログラム」。ジェネリックスキルを可視化し、客観的評価の指標を設けることで、教育成果の検証を行うことが可能になるのだといいます。
カリキュラム・アセスメントの一指標として活用
2019年度の入学者から、入学時と3年次にPROGを受検し、3年間の学びによってジェネリックスキルがどれだけ伸張したかを測定することになります。
国際関係学部では2019年度より新カリキュラムに移行しました。言語文化講座やアジア地域研究の学びを、一人一人のキャリアデザインと連結するため、「国際協力・多文化共生」「国際ビジネス」「異文化理解」の3つのクラスターが新設されました。
このような「出口」(進路)を見据えたカリキュラムにより、批判的な思考力や問題解決力などのジェネリックスキルがどれだけ鍛えられるのか、カリキュラム・アセスメントの一指標としても活用することになります。