7月23日に国際関係学部のFD研修会が開催されました。FDとはFaculty Developmentの略で,学部教育の質を高める研修会になります。今回は,ここ数年行われた「合同チュートリアル」について,自由な意見交換が行われました。
チュートリアルは,学部の中で基礎ゼミとして位置付けられ,大学での学びに必要なスキル(調べ方,文章作成,プレゼンテーションなど)を身につける科目です。
合同チュートリアルの意義づけや目的を再度確認しつつ,学生にグループワークの重要性をどう伝えるか,大学教育の基礎としてのチュートリアルとグループワークの関係など,忌憚ない意見が交わされました。
技術的には,学生が取り組みやすい課題の工夫が必要ということで議論が収束し,幅広い学生のニーズに合った課題の設定を考えていくこととなりました。
開催時期についても,前期の前半にやるには,学生がまだ慣れていないということもあり,来年度は後半にする方がいいのでは,という意見も出されました。
このFD研修会の議論の成果を,今後のチュートリアル教育の改善につなげていく予定です。