News

スポーツ

全日本学生テコンドー選手権大会で3連覇を達成

  • Facebookでシェア
  • Xでシェア
  • LINEでシェア
団体3連覇を遂げたテコンドー部

 第11回全日本学生テコンドー選手権大会が9月3日(日)に岐阜県・かんぽの宿 岐阜羽島・体育館で行われた。本大会は本年より競技種目にプムセ(型)競技が加わり、キョルギ(組手)競技とあわせて2種目での開催となった。本学テコンドー部はキョルギ(組手)競技に出場。各校個人戦上位10名までの入賞ポイントで競う団体戦では、3年連続の総合優勝を達成した。

 個人戦では、本学選手は男子6階級のうち4階級、女子6階級のうち5階級で表彰台に上った。男子は、63㌔級・前田寿隆選手(英米文3年)、80㌔級・坂野琢也選手(中国語3年)の2人が、女子では46㌔級・西後実咲選手(スポーツ科2年)、57㌔級・和田璃子選手(国際文化2年)、67㌔級・神近塔子選手(政治1年)の3人が表彰台の頂を獲り、男女で合計5選手が優勝した。

 その他では準優勝が1人、3位表彰台には4人が勝ち残った。

 団体戦では、2位の大阪経済法科大学を14ポイント差で突き放し、大会3連覇を達成した。なお、2位の大阪経法大18ポイント、3位の明治大16ポイント。

選手の話

◆前田寿隆(主将/男子63㎏級優勝)
「主将として挑み、個人、団体ともに優勝出来たこと、自分たちの代で団体3連覇を果たせたことは大変嬉しい。
今年から新ルール改正に伴い、基礎体力を強化するメニューを半年間徹底的に取り組んできた。
全員がその成果を発揮し、今回の結果に繋げることが出来た。
更なる上を目指し、今日からまた日々精進努力に尽くしていく。」

 

◆坂野琢也(男子80㎏級優勝)
「これまで思うような結果が出なくて悔しい思いをしてきた。
日頃から支えて下さる関係者の皆様への感謝の気持ち、そして今年は幹部となりチームを引っ張る身として何としてでも団体優勝に導くという思いの強さが今回の結果に繋がった。
チームスローガンである、『さらなる上』を目指してこれからも精進していく。応援ありがとうございました。」

 

◆西後実咲(女子46㎏級優勝)
「去年のインカレでとても悔しい思いをしたし、ずっと結果を出せず、いつも応援に来てくれる親に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。その悔しさを糧に練習してきた成果を出して、今まで支えてくれた人に少しでも恩返しをしようと言う気持ちで挑んだ試合でした。」

 

◆和田璃子(女子57㎏級優勝)
「昨年の個人では準優勝で悔しい思いをした。今年は団体3連覇を懸け、個人でのリベンジのチャンスでした。
また、昨年経験した団体優勝を今年も後輩共に必ず実現させるという強い気持ちがあった。
両親、出身道場の先生にこの1年で成長した姿と感謝の気持ちを結果で表すことができ本当に嬉しい。」

 

◆石井佑佳(女子62㎏級準優勝)
「個人は去年に引き続き優勝だけを狙っていたが、とても悔しい結果に終わった。今までのどんな試合よりも悔しさが残ると同時に自分の成長を1番感じた。
この経験を無駄にせず、次に繋がるよう今回の試合をしっかり振り返り、ひとつひとつ課題を乗り越え、更なる上を目指す。
応援有難うございました。」

 

◆竹内一(男子54kg級第3位)
「準決勝ではあと一歩で勝利に届かなかった。まだまだ実力が足りない。チームの団体優勝に少しでも貢献でき良かった。ご声援ありがとうござました。」

 

◆本間政丞(男子68㎏級第3位)
「個人ではとても悔しい結果に終わった。最高学年としてチームを支える気持ちで挑んだが勝ちきることができなかった。
団体ではチームが3連覇を果たし、後輩の成長と喜ぶ姿が見れて本当に嬉しかった。応援ありがとうございました。」

 

◆若井奎太(男子54kg第3位)
「負傷による棄権で3位という結果は去年の何倍も悔しい。
棄権が決まった時チームのみんなが「あとは任せろ」と言ってくれたが、自分が優勝し最大の貢献がしたかった。
来年は絶対優勝すると心に誓った。来年は自分の個人優勝と団体4連覇とう結果で親を笑顔にする。」

 

◆岩城遥風(女子53kg級第3位)
「自分の心の弱さがでてしまい準決勝判定負けという結果になったが今までの中で、1番悔しい試合だった。
もっと自分に自信を持ち、質の高い練習をしなければならない。
今回、たくさんの応援に駆けつけてくれた方々のためにも、東日本予選を勝ち抜き、全日本で良い成績を残す。
来年のインカレではもっとチームに貢献できるよう、さらなる上を目指す。」

監督の話

◆金井洋監督
「この半年間、スタッフ陣と相談し、基礎体力向上を最大の課題として取り組んできた。その成果は実を結びつつあるが、まだまだ足りない。
勝たなければならない選手が敗れるなど波乱もあったが、これまで目立った成績を出せず、悔しさをばねに頑張ってきた坂野、西後が殊勲の優勝を勝ち取り、団体3連覇に繋げた。
総合4連覇は勿論、2020年東京五輪に向けて引き続き上だけを見て部員一同精進する。ご声援ありがとうございました。」