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令和3年度実験動物慰霊式行われる

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祭壇に献花・拝礼する中井副学長
2021年9月14日に東松山キャンパス大会議室において、令和3年度実験動物慰霊式が執り行われた。
 
この実験動物慰霊式は、研究・教育に貢献してきた実験動物に対する供養と感謝の念をささげるものであり、動物実験委員会の所管により執り行われた。本年度は、東松山キャンパス担当の中井睦美副学長(教職課程センター教授)と動物実験委員会委員および動物実験に関わっている学生および教職員の参列のもと、厳かに執り行われた。
はじめに、中井副学長より、「実験動物の貴重な命が失われたことを思い起こし、今後の教育研究にいっそう真摯な姿勢で取り組むとともに、必ず社会に還元できるような研究や人材育成に取り組むことを誓う」と慰霊の辞を述べた。続いて、大城聰動物実験施設長(健康科学科教授)は、令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して動物実験の実施を見送ったことを明らかにし、これまでの動物実験を振り返るとともに改めて動物実験における3Rの精神(Replacement(代替:できる限り動物実験に代わり得るものを検討する)・Reduction(削減:できる限り利用に供される動物の数を少なくすること)・Refinement(改善:できる限り動物に苦痛を与えないこと))の重要性を述べたうえで、「ヒトの医療と健康科学の進歩のために犠牲となった多くの実験動物の御霊に感謝の念を捧げる」と弔辞を述べた。
 
その後、参列者全員で黙祷および献花を行い、閉式となった。