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100周年記念事業「板橋区書き初め大会in大東文化大学」行う

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内藤学長による主催者挨拶

本学とキャンパス所在地である板橋区は、2015年に「大東文化大学と板橋区教育委員会との連携に関する協定」を締結しており、本学の教育ブランドである“書”による地域連携事業「板橋区立小・中学校書き初め教室」をはじめ、さまざまな取り組みを実施している。

「板橋区書き初め大会in大東文化大学」(本学主催、板橋区教育委員会協賛)が1月22日、東京板橋キャンパスで2部入れ替え制で行われ、板橋区立の小・中学校に通学している児童・生徒約300人が参加した。


本事業は、本学創立100周年にあわせ2022年から2024年の3カ年にわたり行う記念イベントで、書き上げた作品は審査を行い、「特別賞(大東文化大学学長賞、板橋区長賞、板橋区教育委員会教育長賞、板橋区観光大使杉浦太陽賞、大東文化大学書道研究所所長賞)」「金賞」、「銀賞」、「銅賞」を後日の審査会で決定する。

 

板橋区小・中学生300人が集まった書き初めイベント

集まった約300人の児童・生徒を前に、司会の小島瑠夏さんによる開会挨拶の後、内藤二郎学長による主催者挨拶があり「このたびの書き初め大会は本学の教育ブランドである“書”による板橋区との地域連携事業であり、日頃の練習の成果を存分に発揮することを期待する。スマートフォンなどの普及で文字を書くこと自体少なくなってきた昨今、文字を書くことの大切さを学んでほしい」と述べた。

続いて坂本健・板橋区長より区長告示があり「昨年の本イベントはコロナ禍により審査会のみの実施となったが、皆さんの筆に込められた思いは力強く伝わった。地域連携事業の『板橋区立小・中学校書き初め教室』をはじめ創立100周年を迎える大東文化大学と板橋区とがさらに関わりを深めることを期待している」と語った。

板橋区観光大使を務める杉浦太陽氏より祝辞があり「大東文化大学の創立100周年という大きな節目の今年、コロナ禍ではあるが実際に皆さんで会場に集まって開催できたことを嬉しく思う。上手に書くことも大事だが個性も大事、楽しむことも大事。みんなで思い出を作ってほしい」と開催を祝した。

 

続いて、書道研究所長・高木厚人文学部書道学科教授による揮毫が行われ、杉浦太陽さんとクイズ形式での「さくら」というかな文字を例に、文字の由来や成り立ちの説明があり、参加の児童・生徒や保護者らは深く頷きながら学んでいた。

 

その後、メインイベントの各参加者による席上揮毫の時間となり、45分の中で3枚の用紙を使用して児童・生徒たちは一生懸命取り組んでいた。

最後に高木所長より総評があり、約2時間のイベントは幕を閉じた。

 

特別賞に選ばれた作品は3月22日から3月29日まで板橋区役所本庁舎1階にて展示される。

※板橋区役所の開庁時間については板橋区役所ホームページをご確認ください。