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2022年度「大学の名誉を著しく高めた卒業生に対する表彰」行う

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2022年度大東文化大学「大学の名誉を著しく高めた卒業生に対する表彰」が1月23日板橋校舎で行われ、第9回日展第5科(書)において、入選者1,089点(応募点数8,576点)の中から10名のみが選出される特選を受賞した小林千早氏(1982年中国文学科卒)と、当該展覧会にて陳列された作品の中から各科1点のみに与えられる「東京都知事賞」を受賞した綿引浩一書道学科准教授(号:滔天、1984年中国文学科卒)が選ばれた。

内藤学長は「『書の大東』というのは卒業生の方々のおかげで築かれている面が本当に大きい。今年、100周年を迎えるにあたり、あらためて『書の大東』の重要性・偉大さをアピールしていかなければならないと考えている。これを機会に今後もお力を貸していただき、『書の大東』を発展させていきたい」と述べた。

「大学の名誉を高めた卒業生に対する表彰」受賞者

小林千早氏(1982年中国文学科卒)

(主な受賞歴)

2022年第9回日展特選・2006年第23回読売新聞社賞受賞 他多数受賞

小林氏の話

卒業してからテレビなどで大東文化大学の名前を見るとうれしくなり、勤務している高校でも何人かの教え子を大東文化大学に送り込んで少しでも母校に貢献できればと思っていた。今回の日展特選受賞は自分には過分ではあるが大変うれしく思っている。今後も大東文化大学の名を汚すことなく精進し、より良い作品を書けるように取り組んでいく。

綿引浩一書道学科准教授(号:滔天、1984年中国文学科卒)

(主な受賞歴)

2022年第9回日展東京都知事賞・2005年第37回日展特選 他多数受賞

綿引准教授の話

2002年から非常勤として16年、専任教員になってからは5年になるが、教員として母校に戻ってくることができ、大学には感謝してもしきれない。今の世の中はテクノロジーが発達して伝統文化というのはその影に隠れてしまっていることが多いが、書は日本人の心や精神性を重んじるもの。我々や我々の育てている学生も、日本の伝統文化である書の社会に対する発信の一翼を担っていければと考えている。学園にどこまで恩返しできるかはわからないが、微力ながら今後も努力していきたい。